ソフトバンク iPhone6 iOS10をSIMロック解除!格安SIM「FREETEL」で使える【実機テスト済レビュー】
- 公開日:2016/09/27
- 更新日:2018/08/04
ソフトバンク版iPhone 6(iOS10.0.1)をSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)でSIMロック解除してFREETEL SIM(フリーテル)でどれぐら実際に使えるか実機テストしてみました。SIMロック解除アダプタには、よく使われている「R-SIM10」と、「R-SIM10+」を使ってテストしています。 ソフトバンクのiPhone 6(iOS10.0.1)をSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)でSIMロック解除して、速度や、機能、インターネット通信、通話等、実際どれくらい使い物になるのかみなさんは知りたいと思います。今回のFREETE SIM(フリーテル)の格安SIMカードを利用した実機テストの結果を、SIMロック解除したソフトバンクのiPhone 6(iOS10.0.1)でFREETEL(フリーテル)の格安SIMカードが使いたいと思っている人は参考にしてください。
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「スマートキング X(SmartKing X)」についてとても重要なお知らせ
2017年10月からSIMロック解除アダプタ「スマートキング X(SmartKing X)」によるアクティベーションに対してAppleがなんらかの対策を実施したため現在今まで通りSIMロック解除アダプタを使ってSIMロックを解除することはできなくなっています。
一応対応策を下記のページにまとめていますが、今までのような安定した運用は出来なくなっています。
SIMロック解除アダプタについてとても重要なお知らせ
2017年7月現在、本ページで解説、オススメしているSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)の、R-SIM 10や、R-SIM 10+等ではなく、新星のSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)「SmartKing X(スマートキングX)」でiPhoneをSIMロック解除する方法が圧倒的に安定して利用できることが実証されています。
今後は、「SmartKing X(スマートキングX)」でSIMロック解除する事をオススメします。「SmartKing X(スマートキングX)」でSIMロック解除する方法は下記のページで詳しく解説しています。ソフトバンクiPhoneとauのiPhoneで解説しています。
- 参考:【完全版】ソフトバンクのiPhoneで安くて安定したSIMロック解除方法の解説!Part2(2017年5月最新版)
- 参考:【完全版】auのiPhoneで安くて安定したSIMロック解除方法の解説!Part2(2017年6月最新版)
SIMロック解除実機レビュー「R-SIM10」版
まずは、ソフトバンク版iPhone 6(iOS10.0.1)をSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)「R-SIM10」と組み合わせてSIMロック解除し、FREETEL SIM(フリーテル)でどれぐら実際に使えるか実機テスト、検証結果のレビューを行います。
SIMロック解除のテスト条件
「R-SIM10」を使ったソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1 FREETEL SIM(フリーテル)のテストは以下のものを利用して行いました。
条件項目 | 条件内容 |
---|---|
アクティベーションSIMカード | 解約済みソフトバンクSIMカード |
iPhoneのシリーズ | ソフトバンク iPhone 6 16GB |
iOSバージョン | iOS10.0.1 |
SIMロック解除アダプタ | R-SIM 10 |
圏外病対処の危機 | SIMフリーiPad Air 2 |
利用する格安SIMカード | FREETEL SIM |
FREETEL SIMプラン | 電話機能付きデータSIMカード |
アクティベーションSIMカードとは
iPhoneはSIMカードがないと初期化した際のアクティベーションができません。利用したiPhone 6はソフトバンクのiPhoneなのでソフトバンクのSIMカードでアクティベーションする必要があります。
- 「R-SIM10」について詳しくはこちら:アクティベーションSIMカードとは
圏外病とは
SIMロック解除アダプタを利用する場合、手順を間違うとSIMカードが電波を全くキャッチしない状態になります。これが圏外病ですが、この圏外病を脱するにはドコモのスマホまたはSIMフリースマホが必要となります。
- 圏外病について詳しくはこちら:圏外病とは(SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)設定時に起こる特有のトラブル)
SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)「R-SIM10」を使ったソフトバンクのiPhone 6 SIMロック解除手順
上記のSIMロック解除の条件をもとにソフトバンクのiPhone 6をSIMロック解除をします。SIMロック解除の手順は次のページをご覧ください。
ソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1にSIMロック解除アダプタ「R-SIM10」を使ってSIMロック解除した結果【FREETEL SIM】
ソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1をSIMロック解除アダプタ「R-SIM10」を使いSIMロック解除状態にしてFREETEL SIMを使ってみた動作結果一覧表です。
テスト内容 | 条件内容&可否 |
---|---|
SIMカード認識 | ◯ |
電話着信 | ◯ |
電話発信 | ◯ |
SMS発信 | ◯ |
SMS着信 | ◯ |
4Gデータ通信 | ◯ |
3Gデータ通信 | ◯ |
テザリング | × |
基本的には着信、発信、SMS受信、SMS送信、3G通信、4G通信が安定して利用可能です。安定度はかなり高めです。数日使っても不具合がありませんでした。
テザリングに関しては全く利用できませんでした。テザリングはiPhone 6にソフトバンクのプロファイルが埋め込まれているため利用できません。
SIMロック解除手順はiOSのバージョンが変わっても変更ありません。とっても簡単で手順通りにすれば誰でも可能です。最初の設定だけ確実に終わらすことができればそのまま継続して安定利用が可能です。利用途中で使えなくなることはほぼありません。
圏外病の発生テスト
SIMロック解除アダプタ「R-SIM10」を利用し、どのような操作で圏外病が発生するのか検証しました。
SIMカードの抜き差し
SIMロック解除アダプタの設定が完了し全ての通信ができることを確認した後、そのままSIMカードの抜き差しを行いました。今回は抜き差しを1回した程度では圏外病は発生せずに使えました。ただし、SIMカードを抜いた状態が長く続いたり、繰り返しSIMカードの抜き差しを行うと圏外病が発生します。
電源の再起動
全ての設定が完了したiPhone 6をそのまま電源OFFにし、5秒後に電源をONにした場合、圏外病は発生せず、すぐに利用することができました。10分以上間を置いた場合、圏外病を発生する場合と発生しない場合がありました。すぐに再起動させる分にはあまり支障が無いようです。
圏外病からの復帰
やはり圏外病が一番難関です。利用中に突然圏外になったりすることはありませんが、設定途中で圏外になることがあります。SIMロック解除アダプタのみ認識しSIMカードの認識だけできなかった場合、SIMカードの装着を再度行いますが、圏外になっていたりします。
SIMフリースマホ、ドコモスマホを利用している人にお願いしてSIMカードの装着をさせてもらうか、自分で機器を用意していた方が良いでしょう。できれば設定時にドコモスマホか、SIMフリースマホを利用している人にそばにいてもらいましょう。一度設定が完了したらその後はSIMカードの抜き差しはしない方がいいです。
通信速度テスト
SIMロック解除アダプタ「R-SIM10」を利用したSIMロック解除済みソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1でFREETEL SIMの通信速度テストを行いました。
結果としては通信速度は良好でソフトバンクのiPhone 6 iOS10.0.1でSIMロック解除アダプタ「R-SIM10」を使った状態の通信速度では14Mbpsを記録しました。十分な速度が出ています。
LINE、メール、IP電話、動画、その他でも利用が可能です。実際にYoutubeの動画も普通に観ることができました。
SIMロック解除実機レビュー「R-SIM10+」版
次ぎは、ソフトバンク版iPhone 6(iOS10.0.1)をSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)「R-SIM10+」と組み合わせてSIMロック解除し、FREETEL SIM(フリーテル)でどれぐら実際に使えるか実機テスト、検証結果のレビューを行います。SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)「R-SIM10+」は「R-SIM10」の後に出たSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)です。
SIMロック解除アダプタ「R-SIM 10+」と格安SIMカードのFREETEL SIMを組み合わせ、ソフトバンクのiPhone 6 iOS10.0.1で利用できるかどうか検証しました。
SIMロック解除のテスト条件
「R-SIM10+」を使ったソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1 FREETEL SIMのテストは以下のものを利用して行いました。「R-SIM10」との違いはSIMロック解除アダプタが「R-SIM10+」に変わっただけです。
条件項目 | 条件内容 |
---|---|
アクティベーションSIMカード | 解約済みソフトバンクSIMカード |
iPhoneのシリーズ | ソフトバンク iPhone 6 16GB |
iOSバージョン | iOS10.0.1 |
SIMロック解除アダプタ | R-SIM 10+ |
圏外病対処の危機 | SIMフリーiPad Air 2 |
利用する格安SIMカード | FREETEL SIM |
FREETEL SIMプラン | 電話機能付きデータSIMカード |
SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)「R-SIM10+」を使ったソフトバンクのiPhone 6 SIMロック解除手順
上記のSIMロック解除の条件をもとにソフトバンクのiPhone 6をSIMロック解除をします。SIMロック解除の手順は次のページをご覧ください。SIMロック解除手順は「R-SIM10」とほとんど同じですが少しずつ違う個所があるので気をつけて確認してください。
ソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1にSIMロック解除アダプタ「R-SIM10+」を使ってSIMロック解除した結果【FREETEL SIM】
ソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1をSIMロック解除アダプタ「R-SIM10+」を使いSIMロック解除状態にしてFREETEL SIMを使ってみた動作結果一覧表です。
テスト内容 | 条件内容&可否 |
---|---|
SIMカード認識 | ◯ |
電話着信 | △(不安定) |
電話発信 | ◯ |
SMS発信 | ◯ |
SMS着信 | △(遅い) |
4Gデータ通信 | ◯ |
3Gデータ通信 | ◯ |
テザリング | × |
「R-SIM10」と同じで、基本的には着信、発信、SMS受信、SMS送信、3G通信、4G通信が利用可能です。しかし、安定度に関しては「R-SIM10」と比べて差がありました。SMSの受信、電話着信が不安定です。電話発信した直後であれば着信可能ですが、1分以上時間が経つと着信されず、5分ほど遅れてSMSで着信通知が届きます。データ通信のみに特化した使い方なら利用可能です。
テザリングに関しては「R-SIM10+」も全く利用できませんでした。テザリングはiPhone 6にソフトバンクのプロファイルが埋め込まれているため利用できません。
圏外病テスト
「R-SIM 10+」を使った場合どのような操作で圏外病が発生するのかテストをしました。
SIMカードの抜き差し
設定が完了したiPhone 6のSIMカードをそのまま抜き差ししました。SIMカードの抜き差しを行っても電波を正しくキャッチしました。
しかし、2回目以降では圏外病が発生しました。
電源の再起動
設定が完了したiPhone 6をそのまま再起動するテストを行いました。再起動をした後、5秒程度でiPhone 6を起動。特に問題は発生せず使えました。しかし、2回目以降の再起動では圏外病が発生しました。
圏外病からの復帰
一度圏外になってしまうとiPhone 6単体では圏外から脱出することはできません。
圏外からの復帰はSIMフリースマホを使わないと戻れません。SIMフリースマホがない人はSIMフリースマホやドコモのスマホを使っている友人や知人にお願いしてSIMカードを装着しドコモの電波を戻す必要があります。
通信速度テスト
SIMロック解除アダプタ「R-SIM10+」を利用したSIMロック解除済みソフトバンクiPhone 6 iOS10.0.1でFREETEL SIMの通信速度テストを行いました。
結果としては通信速度は良好でソフトバンクのiPhone 6 iOS10.0.1でSIMロック解除アダプタ「R-SIM10+」を使った状態の通信速度で15Mbpsを記録しました。十分な速度が出ています。
「R-SIM10」と同じく、LINE、メール、IP電話、動画、その他でも利用が可能です。実際にYoutubeの動画も普通に観ることができました。
ソフトバンク iPhone6 iOS10をSIMロック解除!格安SIM「FREETEL」で使える【実機テスト済レビュー】まとめ
結論からお伝えすると、ソフトバンク iPhone6 iOS10をSIMロック解除して「FREETEL SIM(フリーテル)」の格安SIMカードで利用するのであればSIMロック解除アダプタ「R-SIM10」を使ったSIMロック解除での利用がお勧めです。ソフトバンクのiPhone 6とSIMロック解除アダプタ「R-SIM10」、格安SIMカード「FREETEL SIM(フリーテル)」の組み合わせは安定して使えることがわかりました。SIMロック解除にかかる費用や時間もわずかです。
SIMロック解除につきまとう圏外病の症状も通常の手順通りSIMロック解除すればほとんど起こる心配がありません。また、ソフトバンクのiPhone 6とSIMロック解除アダプタ「R-SIM10」と格安SIMカード「FREETEL SIM(フリーテル)」の組み合わせで利用するのであれば、最初のSIMロック解除設定さえ終了してしまえば長期的に安定して利用できます。
今回の通信速度テスト結果では、「R-SIM10」より「R-SIM10+」の方が速度が出ていました。とは言え、1Mbps程度の差であまり気にする必要はありません。データ専用で運用すれば「R-SIM10+」でも使えないことはないですが、基本的には通話を利用するスタイルがほとんどだと思います。全体的に「R-SIM10」の方が安定が高いのでデータ専用で利用する場合でも「R-SIM10」の方が安定する可能性が高いといえます。
テザリングは今の所まったく使えませんが、テザリングさえ必要なければそれ以外の機能は「R-SIM10」で安定して利用できるという結果となりました。手元に、ソフトバンク iPhone6 iOS10があるのであれば、SIMロック解除アダプタ「R-SIM10」でSIMロック解除を行い格安SIMカードでiPhone を大幅節約利用してみるのも良いと思います。
- 2017年1月の情報によるとFREETELの通信速度は低下気味のようです。今ならLINEモバイルの方がよう通信環境を構築できるでしょう。
- 公式サイト:LINEモバイル