UQモバイル
- 公開日:2016/11/05
- 更新日:2018/08/04
auのiPhoneでSIMロック解除せずに使える格安SIMカードはUQモバイル(UQ mobile)と、マイネオ(mineo)しかありません。UQモバイル(UQ mobile)は残念ながらすべてのiPhoneで利用することはできませんが、利用できるiPhoneでは格安SIMカードの中でも圧倒的な通信速度で利用できます。iPhoneのSIMロック解除を行うことで対象機種を広げることも可能です。
格安SIMカード特有の問題でドコモ、au、ソフトバンクで契約したスマートフォンを利用している友人や知人に直接遅れるメールがないという問題がありますが、UQモバイルだとキャリア対応メールが用意されているので問題はクリアできます。
また、KDDIの子会社のため信頼度も高く安心して利用できる格安SIMだと言えます。全時間帯で安定して速度も速く、キャリアメールも利用でき、デザリングもOK。UQモバイル(UQ mobile)は、3拍子揃って、信頼度も高い格安SIMはauのiPhone利用者にとって数少ない貴重な格安SIMです。
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【UQモバイル】のおすすめポイント・注意したいこと
【UQモバイル】のおすすめポイント
- auのiPhoneで(そのまま)使える格安SIMカード
- 親会社がauなので絶対的な信頼度がある
- 全格安SIMの中で圧倒的な速度誇る
- 格安SIMでは貴重なキャリアメールが使える
- テザリング(インターネット共有)が au回線の格安SIMで唯一利用できる
- 通信速度を切り替えて通信量もしっかり節約できる
- 即日電話番号乗り換え(MNP)に対応しているので利用できない期間がなく乗り換えできる
- すべてのプランで余った通信量の繰り越しサービスが使えるので無駄なく通信容量を使いきれる
- サポートには、電話、メール、チャットが用意されているので安心
注意したいこと
- au回線を利用した他社格安SIM、または、auからの乗換にはキャンペーンが適用されない
- 3日間で6GB以上利用した場合は通信速度制限がかかる
- iPhone7はSIMフリーiPhone7以外の動作確認が取られていない
- 3G回線エリアでのインターネット通信ができない
- ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone6s以降のiPhoneは公式SIMロック解除が必要
- ドコモ、ソフトバンクのiPhone6以前のiPhoneは非公式SIMロック解除が必要
- auのiPhoneでもiPhone4sでは使えない
- iPhoneはナノSIMになるので、申し込むときはSIMサイズはナノSIMを選択
- VoLTE SIMカードと非VoLTE SIMカードがあるので選択時に注意
UQモバイルの格安SIMカードが向いている人
- auのiPhoneで常に安定度が高く、速い通信速度で利用したい人
- 格安SIMでもキャリアメールを利用したい人
- auのiPhoneでテザリングを利用したい人
auのiPhoneで常に安定度が高く、速い通信速度で利用したい人
UQモバイルの格安SIMはauで販売していたiPhoneで使えます。SIMロックが施されたiPhoneであっても利用できます。
公式の動作対象iPhoneはSIMフリーのiPhone 6以降のiPhone、auで販売されていたiPhone 6、iPhone 6 Plusで、SIMロック解除しなくても利用できます。auのiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEではSIMロック解除が必ず必要となりますが、利用可能です。auのiPhone 7、iPhone 7 Plusの場合は現在動作確認は取れていませんが、SIMフリーのiPhone 7が動作するという報告があるので、auのiPhone 7でもSIMロック解除すれば動くでしょう。ただし、テザリングはできないようです。(2017.6.15日現在)
また、UQモバイルは通信速度がずば抜けて良いという評価があります。他の格安SIMでは7Mbps出た!3Mbpsだ!などと小競り合いをしているのですが、UQモバイルの場合は安定して10Mbps以上で使えます。お昼時の一番インターネットが混み合うといわれている時間でも10Mbps近くの速度で使えて、動画再生もできます。動画が止まってしまうかも・・・なんて心配は全然いりません。KDDIの子会社UQモバイルのポテンシャルはさすがと言えます。
格安SIMでもキャリアメールを利用したい人
UQモバイルではキャリアメールも使えます。Eメールだけは絶対必要という人はUQモバイルを使うと格安でメールまで使える最高の格安運用iPhoneが出来上がります。
ドコモやau、ソフトバンクのガラケーにも普通にメールできる格安SIMは非常に少ないので迷う必要はありません。Eメールが使いたいと思ったらUQモバイルを契約しましょう。
auのiPhoneでテザリングを利用したい人
auのiPhoneを利用した場合でもUQモバイルならテザリングもできます。同じau回線を使った格安SIMにマイネオ(mineo)とみおふぉん(IIJmio)がありますが、両社ともau回線のサービスではテザリングができないというデメリットがあります。UQモバイルだとそんなデメリットはありません。さすがKDDI子会社のUQ mobiileです。
UQモバイルの格安SIMカード料金プラン
UQモバイルの料金体型の特徴
UQモバイルの料金体系は少し複雑になりました。UQモバイルとしては「おしゃべりプラン」、「たっぷりプラン」を推奨したいため、大きく宣伝していますが、実はもっと安くて通信容量が3GB使えるプランも用意されています。
UQモバイルのプランは5つ
UQモバイルに用意されているプランは「おしゃべりプラン・たっぷりプラン」で採用されている「プランS」「プランM」「プランL」と「高速データ通信プラン」、「データ無制限プラン」です。
おしゃべりプラン・たっぷりプランの「プランS」「プランM」「プランL」では音声通話付きプラン、いわゆる電話が使えるタイプのサービスしかありませんが、「高速データ通信プラン」、「データ無制限プラン」ではデータ通信だけのサービスと音声通話付きのサービスもあります。
プラン名 | 通信容量/月 | 月額料金 音声通話機能付き SMS付き デュアルタイプ | 月額料金 データ通信専用 SMS付き シングルタイプ | 月額料金 データ通信専用 SMSなし シングルタイプ | 通信速度 |
---|---|---|---|---|---|
データ高速プラン | 3GB | 1,680円 | 980円 | - | 下り最大225Mbps |
上り25Mbps | |||||
データ無制限プラン | 無制限 | 2,680円 | 1,980円 | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps | |||||
おしゃべりプランS ぴったりプランS | 1GB | 2,980円 | - | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps | |||||
おしゃべりプランM ぴったりプランM | 3GB | 3,980円 | - | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps | |||||
おしゃべりプランL ぴったりプランL | 7GB | 4,980円 | - | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps |
おしゃべりプラン・たっぷりプランは他の格安SIMと比べると実は高額です。ホームページ上では、1,980円や2,980円で2GBや6GBの通信容量が使え、5分かけ放題オプションまで使えるとありますが、実はUQモバイルの場合、auやau回線の格安SIMからMNPするとキャンペーンや割引が適用されず、1,000円ほど高い価格になってしまいます。
つまり、UQモバイルの一番のメリットであるauのiPhoneが使えるということを考えると、
- auのiPhoneを持っている = auまたはau回線の格安SIMを利用していた人
と、考えるのが普通ですから、1,980円のプランSや2,980円のプランMを申し込むことはできないと考えるべきです。
そうなると安く使いたいと考えた場合の選択肢は自ずと「高速データ通信」か「データ無制限プラン」になるでしょう。
高速データ通信は3GBの通信容量が使えるプランです。普通に会社に行って仕事をして帰ってくるという生活をしている場合、少し通信容量が足りない可能性もあります。
仕事場、自宅にWi-Fiが完備されているのであれば、3GBでも1ヶ月使うことはできます。
通信速度自体は500Kbpsと遅めになるのですが、データ無制限プランであれば1ヶ月しっかりとiPhoneを使うことができます。ただし、動画サービスを使う場合は映像がモタつくこともあります。
かけ放題オプションが使いたくても安心
UQモバイルの場合、5分かけ放題オプションは「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」でしか選択できません。データ高速プランやデータ無制限プランには5分かけ放題オプションを選択する方法がないのです。
しかし、今ではFREETELの「だれでもカケホーダイサービス」があります。UQモバイルの5分かけ放題オプションと同じことができますからそちらを選びましょう。
UQモバイルのおすすめプラン
UQモバイルの中で一番安くてiPhoneに丁度良いプランは「データ高速プラン」です。3GBしか選べないのですがコストパフォーマンス的にも優れているのでこのプランを使うのが妥当でしょう。
UQモバイルの基本の料金プラン
月額定額制
プラン名 | 通信容量/月 | 月額料金 音声通話機能付き SMS付き デュアルタイプ | 月額料金 データ通信専用 SMS付き シングルタイプ | 月額料金 データ通信専用 SMSなし シングルタイプ | 通信速度 |
---|---|---|---|---|---|
データ高速プラン | 3GB | 1,680円 | 980円 | - | 下り最大225Mbps |
上り25Mbps | |||||
データ無制限プラン | 無制限 | 2,680円 | 1,980円 | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps | |||||
おしゃべりプランS ぴったりプランS | 1GB | 2,980円 | - | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps | |||||
おしゃべりプランM ぴったりプランM | 3GB | 3,980円 | - | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps | |||||
おしゃべりプランL ぴったりプランL | 7GB | 4,980円 | - | - | 下り最大225Mbps |
上り最大25Mbps |
UQモバイルの通話オプション
5分かけ放題・無料通話オプション
UQモバイルでは「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」を契約した場合のみ「5分かけ放題オプション」か「無料通話オプション」を選ぶことができます。5分かけ放題は5分以内の国内通話を何度でも無料にするオプションです。5分以内の通話が多いタイプの人はこのオプションで通話料金を節約することができます。
ただし、FREETELの「だれでもカケホーダイ」の方が選択肢が多く月額料金も安いので、そちらを選ぶともっと節約に繋げることができるでしょう。
無料通話オプションはプランによって30分、60分、90分の無料通話が使えます。キャンペーンが適用される場合は無料通話の時間が2倍になります。このオプションは、「ぴったりプラン」を選んだ場合しか使うことができません。
通話オプション | おしゃべりプランS たっぷりプランS | おしゃべりプランM たっぷりプランM | おしゃべりプランL たっぷりプランL |
---|---|---|---|
かけ放題 | 5分かけ放題 | 5分かけ放題 | 5分かけ放題 |
無料通話 | 30分 | 60分 | 90分 |
その他にかかる費用
データ通信プランと通話プランの基本料金以外にも発生する料金があります。下記表に必要となるものをまとめていますのでご参照ください。
項目 | 金額 | 説明 |
---|---|---|
事務手数料 | 3,000円 | UQ mobileを契約する上で必ず必要になる手数料です。 |
違約金 | 9,500円 | UQ mobileの解約に伴う違約金は9,500円です。 |
通話料金 | 20円/30秒 | 通話料金は通信会社一律の料金となります。mineoには通話定額オプションもありますが、G-CallやDMMトークなどの半額アプリを利用するほうが通話料金を節約できます。 |
SMS料金 | Aプラン0円/月 | SMS機能を利用するための料金です。iPhoneで利用される方は必ず必要になる料金です。通話プランを選ばれた方は通話プランに自動付帯となりますので別途契約する必要はありません。 |
SIMカード変更手数料 | 2,000円 | SIMカードのサイズが変更となる場合などにかかる変更手数料です。 |
注意事項
通信容量プラン変更による料金は発生しません。 「ぴったりプラン」、「たっぷりプラン」から「データ高速プラン」、「データ無制限プラン」に変更する場合は同じUQモバイルのサービスであっても解約料が発生します。
「おしゃべりプラン」、「ぴったりプラン」の場合は2年自動更新になります。2年の間に解約した場合は違約金9,500円が発生します。
データ通信SIMから音声通話SIMへの変更の場合は事務手数料3,000円が新たに必要となります。
音声通話SIMから通信SIMへの変更は一旦解約となります。この場合の解約も最低利用期間の条件で解約料金が発生します。
違約金の算出方法
違約金は音声通話付きSIMを12ヶ月以内に解約した場合に必要になります。違約金は9,500円です。
UQモバイルの料金シミュレーション
auのiPhoneでUQモバイルを使った場合の料金をシミュレーションしてみます。プランは一番コストバランスに優れた「データ高速プラン 音声通話付きSIM」で計算します。UQモバイルの特長であるEメールも含めて計算してみましょう。
シミュレーションの条件
- データ高速プラン(3GB)+音声通話付きSIM+Eメールを使ってシミュレーションします。
音声通話付きデータ高速プラン:月額費用シミュレーション
【音声通話つきデータ高速プラン(3GB)を契約した場合の毎月の月額料金】
必須項目 | 通信容量 | 金額 |
---|---|---|
合計:計算式 980円+700円+200円 | 1,880円〜 | |
データ通信プラン | 3.1GB | 980円 |
音声通話プラン基本使用料(SMS自動付帯) | 700円 | |
通話料 | 30秒/10円 半額アプリ使用時 |
|
Eメール料金 | 200円 |
UQモバイルの格安SIMカードを音声通話付きデータ高速プラン(3GB)で利用した場合の内訳は
- 音声通話基本料金:700円
- データ高速プラン(3GB):980円
- Eメール月額料金:200円
音声通話基本料金:700円 + データ高速プラン(3GB):980円 + Eメール 200円= 1,880円
3つの合計、1,880円(税抜き)が平均的な月額料金です。
音声通話付きデータ高速プラン + Eメール + だれでもカケホーダイ(5分かけ放題):月額費用シミュレーション
【音声通話付きデータ高速プラン(3GB)とEメールとFREETELのだれとでもカケホーダイを契約した場合の毎月の月額料金】
必須項目 | 通信容量 | 金額 |
---|---|---|
合計:計算式 980円+700円+200円+840円 | 2,720円〜 | |
データ通信プラン | 3.1GB | 980円 |
音声通話プラン基本使用料(SMS自動付帯) | 700円 | |
通話料 | 30秒/10円 半額アプリ使用時 |
|
Eメール料金 | 200円 | |
FREETEL だれでもカケホーダイ | 5分かけ放題 | 840円 |
UQモバイルの格安SIMカードを音声通話付きデータ高速プラン + Eメール + FREETEL だれでもカケホーダイ(5分かけ放題)で利用した場合の内訳は
- 音声通話基本料金:700円
- データ高速プラン(3GB):980円
- Eメール:200円
- FREETEL だれとでもカケホーダイ(5分かけ放題):840円
音声通話基本料金:700円 + データ高速プラン(3GB):980円 + Eメール:200円+ だれとでもカケホーダイ(5分かけ放題):840円= 2,420円
二つの合計、2,720円(税抜き)が平均的な月額料金です。
契約時のみ3,000円の契約事務手数料が必要となり、初月の請求に加算されます。
UQモバイルと他社格安SIMカードの比較
UQモバイルのおすすめポイントを比較
auのiPhoneで(そのまま)使える格安SIMカード
下記は公式の動作対象iPhoneで、SIMロック解除しなくても利用できます。
- SIMフリーのiPhone 6以降のiPhone
- auで販売されていたiPhone 6、iPhone 6 Plus
下記は公式の動作対象iPhoneで、SIMロック解除が必ず必要となりますが、利用可能です。
- auのiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE
下記は、現在動作確認が取られていませんが、SIMフリーのiPhone 7が動作するという報告があるので、auのiPhone 7でもSIMロック解除すれば動くと思われます。ただし、テザリングはできないようです。(2017.6.15日現在)
- auのiPhone 7、iPhone 7 Plus
iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5sはUQモバイルでの公式動作確認を行っていません。しかし、プロファイルをインストールすれば利用できます。
iPhone 5sの場合、テザリングもメールもできるようになっています。
親会社がKDDIなので絶対的な信頼度がある
UQモバイルはKDDIの子会社です。KDDIのauにある技術の恩恵をダイレクトに受けることができ、またauから通信に関するシステムの融通も受けているため、通信速度は爆速です。
そのため信頼の厚い格安SIMと言えます。
全格安SIMの中で圧倒的な速度誇る
MMD研究所にて実施された格安SIMの速度調査「2017年2月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」では1位になっています。どの時間帯でも通信速度が停滞することなく非常に速い速度でインターネットができます。また、本家のauの通信速度を上回ることもあります。格安SIMの速度調査をする機関はいくつかありますが、それらの各調査結果でもUQモバイルはしっかり優秀な速度結果を出しています。ドコモ、au、ソフトバンクに追随する速度でインターネット、動画、ゲームでもなんでもスイスイサクサクこなせます。
格安SIMでは貴重なキャリアメールが使える
UQモバイルは格安SIMの中でも貴重なキャリアメールが使える格安SIMです。キャリアメールが使える格安SIMは他にはほぼありませんから、キャリアメールというポイントだけでもUQモバイルを選ぶ価値は十分にあるでしょう。
テザリング(インターネット共有)ができるのでPCでも利用できる
au回線の格安SIMでテザリングまで使えるのはUQモバイルだけです。たまにマイネオ(mineo)でもテザリングできている人もいますが、公式動作しているのはUQモバイルだけです。
UQモバイルで注意したいこと
au回線を利用した他社格安SIM、または、auからの乗換にはキャンペーンが適用されない
UQモバイルのホームページで大々的に宣伝されている料金はキャンペーンによる割引が適用された金額です。au回線の他の格安SIMやauからのMNPの場合はキャンペーンによる割引が適用されません。1,000円程度表記よりも高くなりますのでご注意下さい。
3日間で6GB以上利用した場合は通信速度制限がかかる
UQモバイルでは3日間に6GB以上の通信量があった場合、通信速度を制限すると明記されています。ただし、制限の判断はauによって行われるため、インターネットがかなり混雑している時以外は制限されない場合もある非常に緩い規則になっているようです。
iPhone7はSIMフリーiPhone7以外の動作確認が取られていない
最新のiPhone 7はSIMフリー版でしか動作チェックが行われていません。
3G回線エリアでのインターネット通信ができない
UQモバイルはauから3G回線、4G LTE回線を借り受けていますが、インターネットは4G LTEでしか許されていません。電話は3G回線でもできます。
ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone6s以降のiPhoneは公式SIMロック解除が必要
ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone 6s以降のSIMロック解除できるiPhoneはSIMロック解除が必ず必要です。
ドコモ、ソフトバンクのiPhone6以前のiPhoneは非公式SIMロック解除が必要
SIMロック解除できないドコモ、ソフトバンクのiPhoneの場合は非公式SIMロック解除(ファクトリーアンロックのみ対応)が必要です。SIMロック解除アダプタはドコモ回線の格安SIMにしか対応していないため利用できません。
auのiPhoneでもiPhone4sでは使えない
auのiPhone 4sでは3G回線によるインターネットしかできませんので、電話、SMSしか利用できません。
iPhoneはナノSIMになるので、申し込むときはSIMサイズはナノSIMを選択
iPhoneでUQモバイルを使う場合、iPhone 5以降のシリーズはnano SIMを採用していますので、nano SIMを選んでください。4sはmicro SIMです。iPhoneはnanoSIMサイズのSIMカードを利用する機種が多くありますので基本的にはnanoSIMサイズを選択して契約してください。SIMカードのサイズはSIMカードアダプタを購入して変更するのが一番です。
VoLTE SIMと非VoLTE SIMで分かれているので選択時に注意
iPhone 6s、iPhone 6s Plus以降のiPhoneの場合はVoLTE対応になっています。iPhone 6s、iPhone 6s Plus以降のiPhoneで利用する場合はVoLTE対応のマルチSIMを選んでください。UQモバイルではVoLTE SIMをマルチSIMと呼んでいます。
iPhoneのキャリア別、機種別 UQモバイル対応状況
iPhoneのキャリア別情報
ドコモのiPhone 機種別情報
iPhone 7シリーズ
iPhone 7、iPhone 7 Plusは利用できません。
iPhone SEシリーズ
iPhone SEはUQモバイルの利用が正式に可能です。SIMロック解除をして通常nano SIMを選んでください。
iPhone 6 シリーズ
UQモバイルとして正式に対応しているのはiPhone 6、6 Plus、6s、6s Plusです。 iPhone 6s、iPhone 6s Plusの場合はSIMロック解除をして、マルチSIM(nanoサイズ)を選んでください。
iPhone 5 シリーズ
ドコモのiPhone5s、5cはUQモバイルで利用できません。
auのiPhone 機種別情報
iPhone 7シリーズ
iPhone 7、iPhone 7 Plusはプロファイルのインストールにより一部の機能が利用可能です。
iPhone SEシリーズ
iPhone SEはSIMロック解除をすることでUQモバイルでの利用が正式に可能です。通常nano SIMを選んでください。
iPhone 6 シリーズ
UQモバイルでは6s、6s PlusをSIMロック解除することで利用することができます。マルチSIM(nanoサイズ)を選んでください。
iPhone 6、6 PlusはSIMロック解除の必要はありません。通常のnano SIMを選んでください。メール、テザリングが使えます。
iPhone 5 シリーズ
auのiPhone 5シリーズは動作確認一覧では使えないことになっています。ただし、利用できている人もいます。独自に動作チェックが出来次第公表します。
auのiPhone 5sだけはテザリング、メールもできるようになっています。
iPhone 4 シリーズ
iPhone 4sは電話、SMSのみ利用できます。
ソフトバンクのiPhone 機種別情報
iPhone 7シリーズ
iPhone 7、iPhone 7 Plusは利用できません。
iPhone SEシリーズ
iPhone SEはSIMロック解除をすることでUQモバイルでの利用が正式に可能です。通常のnano SIMを選んでください。
iPhone 6 シリーズ
UQモバイルとして正式に対応しているのはiPhone 6s、6s Plusのみになります。SIMロック解除をしてから利用しましょう。マルチSIM(nanoサイズ)を選んでください。
iPhone 5 シリーズ
iPhone5、5s、5cは利用できません。
iPhone 4 シリーズ
iPhone 4、4sはUQモバイルでは使えません。
iPhone 3G シリーズ
iPhone 3GやiPhone 3GSはUQモバイルでは利用できません。
UQモバイルの格安SIMカードに関するまとめ
UQモバイルの格安SIMは格安SIMの中でも特別通信速度が速い格安SIMです。auの技術やシステムの恩恵をダイレクトに享受することができるため、マイネオやみおふぉん(IIJmio)よりも特別優遇された格安SIMと言えます。
また、キャリアメールも利用できるのでauを使っているときと同じ環境でiPhoneを利用することができます。
さらには同じau回線の格安SIMを提供しているマイネオ、IIJmioでは実現できなかったテザリングも対応できる格安SIMとなっているため、他のau回線の格安SIMを使っている人と比べて優位なiPhoneの利用ができます。
通信速度、キャリアメール、テザリングの3拍子が揃って格安でiPhoneが使えるau回線の格安SIMはUQモバイルだけです。
料金面は格安SIMの中で決して安い方ではありませんが、auで使っていた頃の料金と比べるとUQモバイルを使った方がかなり安くなったと実感できます。月額2,000円〜3,000円程度の範囲でFREETELの「5分かけ放題」まで利用できるので、月あたり4,000円〜5,000円は節約できます。それだけ安くなっても使える機能や品質は全く変わりません。こんな格安SIMは他にはありません。
MMD研究所にて実施された格安SIMの速度調査「2017年2月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」や、その他の速度調査結果でも、超高速なインターネットが使えるという結果が出ています。
auのiPhoneを使って格安SIMを使いたいと思ったなら失敗の少ないUQモバイルを使うと満足を得ることができるでしょう。
- 公式サイト:UQモバイル