• 最終更新日:2016/08/28
概要

格安SIMカードを使うと具体的にどれくらいの費用がいつ必要になるのかをシミュレーションしながら紹介します。主なタイミングとしては初期にかかる費用と、毎月の費用の2種類になります。

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格安SIMカードの利用に際して初期にかかる費用

絶対に必要となる諸費用

格安SIMカードを利用するための事務手数料や乗り換え予約番号取得料金などの初期費用を紹介します。

乗り換え予約番号取得料金

まず乗り換え予約番号取得料金です。これは携帯電話番号を変更することなく格安SIMカードでも利用したい場合に必要となります。費用は日本国内のキャリアは基本一律となっていて2,000円(税抜き)が必要となります。もしも携帯電話番号を引き継ぐ必要がないのであればこの乗り換え予約番号取得料金は必要ありません。

違約金

次に必要となるのはキャリアの違約金です。だいたいの方は2年契約自動更新で契約をしています。これは2007年頃にキャリア各社が導入した契約ルールですが、元はソフトバンクが始めたホワイトプランが始まりです。契約から2年が利用期間となっているため2年以内に解約をすると9,500円の違約金が発生するというルールを持ったプランです。さらにこの2年契約は自動で更新され契約者からの申し出がない限りは永遠と更新されます。契約が自動更新になるため契約更新満了月以外に解約をすると9,500円の違約金が発生します。

多くの方がこの2年契約になっておりますし、キャリアもこの2年契約以外では契約ができないようにしていました。ですのでだいたいの方は違約金9,500円(税抜き)が必要となります。

ですが、格安SIMカードへの変更を考えた場合違約金9,500円を支払ってでもいち早く格安SIMカードに乗り換えた方がプラスになるお金が増えますし、家族単位で格安SIMカードに乗り換えた場合は数年でキャリアを使い続けた場合よりも50万円以上の節約になる場合もあります。

iPhoneの本体代金

iPhoneの本体代金の支払いがまだ残っている場合はiPhoneの本体代金の残金を支払わなければなりません。しかし、分割払いの場合は申し出がない限り分割払いが続くので無理をして全額を一括で支払わなければならないということはありません。ただし、毎月の割引等は無くなってしまう可能性があるので毎月の支払額が若干上がってしまうこともあります。

ですが、iPhoneの本体代金を含めてもいち早く格安SIMに乗り換えた方がお得になります。当サイトでシミュレーションをした結果決してキャリアを契約していた時よりも損になることはありませんので安心して解約をしましょう。

事務手数料

格安SIMカードを契約する場合には事務手数料が必要となります。事務手数料はどの格安SIMカードも一律で3,000円(税抜き)です。格安SIMカードの発注は格安SIMカード会社のホームページから申し込めば自宅に届きます。Amazon等のインターネットショッピングでも安く売られていますが、インターネットショッピングで購入することはおすすめしません。それは自宅にSIMカードが届くのに時間がかかる場合や手続きが複雑になる等問題が発生しますしSIMカード自体売り切れていたりトラブルも多いようです。

初期費用合計

初期費用の合計は乗り換え予約番号取得料金2,000円+違約金9,500円+事務手数料3,000円+iPhoneの本体代金です。iPhoneの本体代金は人それぞれですので今回は計算から外します。

全項目のお金が必要だった場合は14,500円が必要となります。税込みだと現在の消費税(8%)で15660円です。乗り換え予約番号取得料金と違約金とiPhone本体代金はキャリアから請求され、事務手数料は格安SIMカード会社から請求されます。

短期違約金

iPhoneをドコモ、au、ソフトバンクで購入した場合に購入サポートを利用した購入方法があります。購入サポートは利用する、利用しないを決めて契約することができます。購入サポートを利用した場合、ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれの違約金が発生します。一般的に短期違約金と呼ばれています。

ドコモの場合は端末購入サポートと呼ばれ最大55,800円の割引を受けることができますが、1年以内に解約をすると最大28,800円の違約金を支払う必要があります。

auの場合はMNPau購入サポートと呼ばれ最大35,000円の割引を受けることができますが、1年以内に解約をすると最大20,000円の違約金を支払う必要があります。

ソフトバンクの場合は一括購入割引でiPhone6 16GBの価格が0円になっていましたのですが、2年以内に解約をすると最大59,040円の違約金を支払う必要があります。

必要となる諸費用の合計表

この合計表は乗り換えをした場合の初期費用を計算した表です。

ドコモのiPhoneの場合
必須項目項目名金額
合計:計算式
2,000円+9,500円+3,000円+27,000円
5000円〜41,500円
乗り換え番号予約手数料2,000円
契約更新月に限り不要違約金9,500円
事務手数料3,000円
端末購入サポート 利用時のみ必要(iPhone6/iPhone6 Plusのみ)短期違約金27,000円
auのiPhoneの場合
必須項目項目名金額
合計:計算式
2,000円+9,500円+3,000円+20,000円
5,000円〜34,500円
乗り換え番号予約手数料2,000円
契約更新月に限り不要違約金9,500円
事務手数料3,000円
MNPau購入サポート iPhone6/iPhone6 Plusのみ短期違約金0〜20,000円
ソフトバンクのiPhoneの場合
必須項目項目名金額
合計:計算式
2,000円+9,500円+3,000円+59,040円
5,000円〜73,540円
乗り換え番号予約手数料2,000円
契約更新月に限り不要違約金9,500円
事務手数料3,000円
  • 注意事項:iPhone6やiPhone6 Plusを利用している場合のみ購入サポートを利用している方がいます。利用月数やiPhoneの容量によって短期違約金は変化します。

格安SIMカードに乗り換えた場合の初期費用となるものは、事務手数料、乗り換え手数料、違約金、購入サポートや一括購入サポートの場合は短期違約金が必要となります。全部の費用が必要となった場合は少ない人で5,000円程度から最大で73,540円です。最大まで必要になった方でも安心してください、7万円以上の料金が発生しても格安SIMカードを使い続けると取り返すことができます。

格安SIMカードの利用に際して毎月かかる費用

格安SIMカードにはいろいろなプランがありそれぞれ特徴があります。ここでは一般的に利用の多い格安SIMカード を元にした具体的な料金シミュレーションを紹介します。格安SIMカードには大きく4種類のデータ通信プランがあり、日次制プラン、月額制プラン、従量制プラン、使い放題プランがあります。日次制プランの料金シミュレーション結果は月額制プランに割と近いため、月額制プラン、従量制プラン、使い放題プランの3種類でシミュレーションします。

 

月額制格安SIMカードを利用した場合の具体的な料金

シミュレーションの条件

  • 格安SIMカードを利用している人の多くは3GBの通信容量を利用しているため3GBのプランでシミュレーションします。
  • 音声プランの利用も多いため音声付きプランでシミュレーションします。
  • IIJmioが業界内でも標準的な料金のためIIJmioの料金プランでシミュレーションします。

音声通話つきプラン:月額費用シミュレーション

【音声通話つきミニマムスタートプラン(3GB)を契約した場合の毎月の月額料金】

必須項目通信容量金額
合計:計算式
900円+700円
1,600円〜
データ通信プラン3GB900円
音声通話プラン基本使用料(SMS自動付帯)
700円
通話料30秒/10円
半額アプリ使用時

月額制の格安SIMカードを音声通話対応プランで利用した場合の内訳は

  • 音声通話基本料金:700円
  • データ通信ミニマムスタートプラン(3GB)900円

音声通話基本料金:700円 + データ通信ミニマムスタートプラン(3GB):900円 = 1,600円

二つの合計、1,600円(税抜き)が平均的な月額料金です。

音声通話なしプラン:月額費用シミュレーション

ミニマムスタートプラン(3GB)を契約した場合の毎月の月額料金】

必須項目通信容量金額
合計:計算式
900円+0円
900円
データ通信プラン3GB900円
SMS0円

月額制の格安SIMカードを音声通話対応プランで利用した場合の内訳は

  • SMS:140円
  • データ通信ミニマムスタートプラン(3GB)900円

SMS:140円 + データ通信ミニマムスタートプラン(3GB)900円 = 1,040

二つの合計、1,040(税抜き)が平均的な月額料金です。

携帯電話番号を必要としない場合はSMSの料金140円とデータ通信料金3GB900円の2つで1,040円(税抜き)になります。iPhoneを格安SIMカードで契約する場合は必ずSMSを契約してください。SMSを契約しなかった場合、格安SIMカードが動作不良を起こすことが多くあります。

従量制格安SIMカードを利用した場合の具体的な料金

従量制の格安SIMカードを使った場合の具体的な料金を紹介します。

 

従量制の格安SIMカードの具体的な料金はFREETELの「使った分だけ安心プラン」で紹介します。FREETELの使った分だけ安心プランは月額299円〜使えます。音声通話プランになると月額999円から利用できます。FREETELを「使った分だけ安心プラン」で5GB使った場合は2,220円となります。

従量制プランはデータ通信の利用量に合わせて支払い料金が上昇するプランです。だいたいの場合は約1GB〜2GBごとに料金が500円程度加算されます。

「使った分だけ安心プラン」音声通話付きでは上限まで利用した場合は10GBまで使え、料金は3,170円(税抜き)です。「使った分だけ安心プラン」は利用した通信量に対して支払う形なのでどれくらいの通信を毎月使うかわからない場合などあやふやな方には良いプランとなっています。

もしも、携帯電話番号が必要ない場合はSMSオプション140円をデータ通信プランと一緒に申し込みします。その場合の金額は月額439円〜2,610円の間で使えます。

 

また、工夫次第では毎月の通信量を299円のみで利用することもできます。FREETELには低速通信モードと呼ばれる機能があり、低速通信モードを利用するとインターネットをたくさん利用しても利用料金は上昇しなくなります。徹底的に通信費を安くしたい方は利用されることをすすめします。

格安SIMカードによって低速通信モード機能がない場合もありますので格安SIMカードを選ぶ場合の基準にすると良いでしょう。

 

音声通話付きプランで3GB程度を利用した場合の料金 音声通話700円+データ通信900円=1,600円

音声通話つきプラン:月額費用シミュレーション

【音声通話と使った分だけ安心プラン for iPhoneを契約した場合の毎月の月額料金】

必須項目通信容量金額
合計:計算式
299円〜900円程度+700円
999円〜1,600円程度
音声通話月額料金700円
通話料金30秒/20円
データ通信プラン299円〜900円程度

段階従量制のFREETEL SIMを音声通話対応プランで利用した場合の内訳は

  • 音声通話基本料金:700円
  • データ通信:299円〜900円

音声通話基本料金:700円 + データ通信:299円〜900円 = 999円〜1,600円

二つの合計、999円〜1,600円(税抜き)が平均的な月額料金です。

音声通話なしプラン:月額費用シミュレーション

【使った分だけ安心プラン for iPhoneを契約した場合の毎月の月額料金】

必須項目通信容量金額
合計:計算式
299円〜900円+129円
428円〜〜1,029円
SMS129円
データ通信プラン299円〜900円

段階従量制制のFREETEL SIMを音声通話対応プランで利用した場合の内訳は

  • SMS:129
  • データ通信(〜3GB程度):299円〜900円

音声通話基本料金:129 + データ通信(〜3GB程度):299円〜900円 = 428円〜1,029円

二つの合計、 428円〜1,029円(税抜き)が平均的な月額料金です。

定額無制限通信格安SIMカードを利用した場合の具体的な料金

無制限にデータ通信ができる格安SIMカードの具体的な料金を紹介します。

定額無制限通信の格安SIMカードは複数ありますが、その中でおすすめのU-mobileを使って紹介します。U-mobileの定額無制限通信プランは「U-mobile PREMIUM」という名のプランで月額2,480円で利用できます。音声通話基本料金は別で500円ほど必要となります。合計の金額は2,980円です。2,980円でインターネットが使い放題になります。

データ通信だけを使いたい場合はSMSオプションを含めて月額2,630円になります。

外出が多い人やWiFi環境のない場所にいくことが多い人、アウトドアが趣味で海や山にいくことが多い人は定額無制限通信の格安SIMカードを使うのがおすすめです。

音声通話付きプランと定額通信無制限プランを利用した場合の毎月の料金 音声通話500円+定額通信無制限2,480円=2,980円

音声通話つきプラン:月額費用シミュレーション

【通話プラスワンとU-mobile PREMIUMを契約した場合の毎月の月額料金】

必須項目通信容量金額
合計:計算式
2,480円+500円
2,980円〜
データ通信プランU-mobile PREMIUM2,480円
音声通話プラン基本使用料(SMS自動付帯)
500円
通話料30秒/10円
半額アプリ使用時

月額制の格安SIMカードを音声通話対応プランで利用した場合の内訳は

  • 音声通話基本料金:500円
  • データ通信使い放題(U-mobile PREMIUM):2,480円

音声通話基本料金:500円 + データ通信 使い放題U-mobile PREMIUM2,480円 = 2,980円

二つの合計、2,980円(税抜き)が平均的な月額料金です。

音声通話なしプラン:月額費用シミュレーション

【U-mobile PREMIUMを契約した場合の毎月の月額料金】

必須項目通信容量金額
合計:計算式
2,480円+150円
2,630円〜
データ通信プランU-mobile PREMIUM2,480円
SMS
150円

データ通信プランで、利用者が多いプランはデータ通信使い放題(U-mobile PREMIUM2,480です。月額制の格安SIMカードをデータ通信使い放題(U-mobile PREMIUMで利用した場合の内訳は

  • データ通信使い放題(U-mobile PREMIUM2,480
  • SMSの料金:150円

データ通信使い放題(U-mobile PREMIUM2,480円 + SMSの料金:150円 = 2,630円

データ通信 使い放題(U-mobile PREMIUMで携帯電話番号を必要としない場合、SMSの料金150円とデータ通信料金使い放題(U-mobile PREMIUM:2,480円の2つで2,630円(税抜き)が平均的な月額料金になります。

格安SIMカードを使った場合の具体的な料金シミュレーションのまとめ

格安SIMカードに乗り換えた場合の初期費用となるものは、事務手数料、乗り換え手数料、違約金、購入サポートや一括購入サポートの場合は短期違約金の4つです。5,000円から70,000円と幅が広いのですが、これは契約した内容で変わってくるため、契約内容をしっかり把握して初期費用を算出した方は携帯ショップで相談しましょう。iPhoneの本体はそのまま利用しますから分割ローンの代金が継続で発生しますが、そのまま支払ってください。

違約金が発生する場合としない場合では大きく変わりますが、格安SIMカードはいつ乗り換えるのが一番お得か?にもあったように多額の違約金を支払ってでも格安SIMカードに乗り換えた場合の方がお得になります。

また、月額費用自体は2,000円前後から多くても4,000円程度です。ドコモやau、ソフトバンクに比べて5,000円近く安くなる場合が多くありますから長く使えば使うほどお得になる金額が増えていきます。

格安SIMカードを契約する時に必要になるもの

次のページでは格安SIMカードを契約するときに必要となる書類等を紹介します。誰にでも簡単に用意ができるものばかりですから心配無用です。