ソフトバンクのiPhoneでそのまま使える音声通話付き格安SIMカード登場

  • 公開日:2017/08/01
  • 更新日:2017/08/26

ソフトバンクのiPhoneでSIMロック解除していない端末でもそのまま利用できる音声通話付き格安SIMカードが日本通信よりついに登場しました。「通話も出来るソフトバンク用の格安SIMはいつ出るのか?」と待ちわびていた人にとっては嬉しいNEWSを紹介します。

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ソフトバンクのSIMロックiPhoneでも音声通話できる格安SIMが使えるようになる

ソフトバンクのSIMロックされたiPhoneで利用できると話題になった「b-mobile S 開幕SIM」に音声通話SIMが加わります。やっと待ちに待った音声通話SIMの登場です。

b-mobile(日本通信)が「SIMロック解除していないiPhoneで使える音声通話付き格安SIM」大発表!

b-mobile(日本通信)から発売していた「ソフトバンクのSIMロック解除していないiPhone、iPadで使える格安SIM」に音声通話タイプが加わります。

b-mobile s スマホ電話SIMの画像

格安SIMの市場は今どんどん拡大していますが、ドコモ回線、au回線が主なターゲットになっています。SIMロック解除しなければソフトバンクのiPhoneは格安SIMを使えないと言われてきたからです。

3月にb-mobile(日本通信)は「b-mobile S 開幕SIM」を発表しました。続いてb-mobileからサービスをもらっているU-mobileの「U-mobile S」も発売されています。この2つの格安SIMはソフトバンクのSIMロック解除ができないiPhone、iPadでも使えるため大きく注目されました。しかし、3月の発売以降なかなか音声通話SIMが発売されないため、結局はiPadでしか用をなさないデータ通信のみ利用の格安SIMとなっていました。

b-mobileやU-mobileにいつになったらソフトバンク回線で音声通話SIMを発売するのか何度も訪ねていましたが、答えは調整中ということだけでした。もしかするとソフトバンク回線の音声通話SIMは出ないのか?と思いましたが、今回ソフトバンク側が音声サービスの提供に合意したため、「b-mobile S 開幕SIM 音声通話タイプ」の発売に至ったようです。

ドコモ、au、ソフトバンクは格安SIMなしには成り立たなくなってきた?

ドコモ、au、ソフトバンクはこれまで大手通信会社として携帯電話の市場を持っていました。3社が日本の携帯電話市場のほぼ全てを占めていたのです。しかし、格安SIMの登場により、この3社の均衡が崩れ始めました。

格安SIMはドコモ、au、ソフトバンクよりもずっと安い料金でスマホを使うことができるようになっているため、ドコモ、au、ソフトバンクよりも使いやすいというのが広がったためです。格安SIMがここまで伸びることはドコモ、au、ソフトバンクでは予想していなかったのか、今では大きな痛手になっています。そのため、au、ソフトバンクはUQモバイル、Y!mobileといったサブブランドを作りユーザーを自社回線から逃さない枠作りを始め、それらが結果として会社運営の大事な柱の一つにもなってきています。

ただ、ソフトバンクの場合、Y!mobileは見た目の月額料金は安いものの実際に使ってみると他の格安SIMに比べお得感が薄いという意見があります。月額料金を比較するとどうしても格安SIMの方が安いのです。

ドコモやauのスマホの場合、お得感満載の月額料金に設定された格安SIMがあり、その格安SIMが人気になっています。しかし、ソフトバンクはY!mobileだけしか有効な格安SIMがありません。このままではドコモ、auに比べて囲い込みが弱くなり、ユーザー流出の歯止めがかけられなくなってしまいます。さらに最近では総務省からの風当たりが強く、思うように販売が進みません。これでは売り上げ、収益が大きく落ち込むことを予想したため、また総務省からの風当たりを避ける手段として今回の音声通話SIMの提供に合意したのだと思われます。

2017年8月16日発売開始

ソフトバンクのSIMロック解除していないiPhoneで使える格安SIM「b-mobile S 開幕SIM」はb-mobile(日本通信)で2017年8月16日水曜日の午前10時から発売することになっています。

b-mobile S 開幕SIMの料金は割高

現在、b-mobile(日本通信)はSIMロック解除できない、SIMロック解除していないソフトバンクのiPhone、iPadで使える「b-mobile S 開幕SIM」を販売しています。その現在の料金は以下のようになっています。

プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付き
SMS付き
デュアルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMS付き
シングルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMSなし
シングルタイプ
通信速度
1GBプラン1GB--
880円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
3GBプラン3GB-
-1,580円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
7GBプラン7GB-
-
2,980円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
30GBプラン30GB-
-
4,980円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps

ドコモ回線、au回線の格安SIMの場合、3GB 900円が相場ですので、ソフトバンク回線の格安SIMだと比較して680円も高くなります。680円あればドコモ回線の格安SIMで6GBのプランが使える料金です。ソフトバンク回線だと2倍の料金が必要になるということになります。

b-mobile S スマホ電話SIM

8月9日にb-mobileより正式アナウンスがありました。ソフトバンクのiPhoneで使えるSIMカードは「b-mobile S スマホ電話SIM」という名称でリリースされることになりました。

このb-mobile S スマホ電話SIMは以前のb-mobile S開幕SIMとはまったく違う料金設定で従量制になっています。

プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付きSIM
SMS付き
月額料金
データ通信専用SIM
SMS付き
月額料金
データ通信専用SIM
SMSなし
通信速度

b-mobile S

スマホ電話SIM

〜1GB1,950円--下り最大350Mbps
上り最大50Mbps
〜2GB2,300円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜3GB2,650円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜4GB3,100円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜5GB3,350円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜6GB3,700円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜7GB4,050円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜8GB4,400円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜9GB4,750円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜10GB5,100円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜11GB5,450円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜12GB5,800円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜13GB6,150円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜14GB6,500円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps
〜15GB6,850円--

下り最大350Mbps

上り最大50Mbps

従量制になっているので使っていると知らない間にもデータ量が増えます。b-mobile S スマホ電話SIMでは通信速度切り替えができるサービスの提供はありません。従って通信を自分で止めようとする場合はiPhoneのモバイルデータ通信をOFFにするしか方法がありません。5GBまで使った分に対して請求が来るようになりますので、節約するには少々面倒な工夫が必要になります。また、5GBまで使い切ってしまった場合、通信容量をチャージすることはできなくなっています。

5分かけ放題込み

b-mobile S スマホ電話SIMは音声月額料金が高く設定されていますが、この中には5分かけ放題が含まれています。5分かけ放題を外すことはできません。ドコモ回線の格安SIMだとどのオプションを使うかは自由に選択できるので逆にちょっと不便な感じです。

その後の調査で、5分かけ放題がないタイプも契約できることがわかりました。5分かけ放題を使わないタイプの契約では500円安い月額料金で利用できるそうです。

3日間制限がある

b-mobile S スマホ電話SIMは5GBまでは通信ができますが、5GB使い切った後200Kbpsの通信速度に切り替わります。ただし、低速通信時は3日間の制限があります。3日間で360MBの通信量が確認された場合、通信速度はさらに遅くなります。

4×4MIMOは使えない

b-mobile S スマホ電話SIMはソフトバンクの4G LTE回線に対応していますが、ソフトバンク4Gには対応していません。そのため、4G LTEのキャリアアグリゲーションは利用できますが、新技術の4×4MIMOには対応していません。

最低利用期間、違約金がない

b-mobile S スマホ電話SIMには最低利用期間の設定や契約期間の設定がありません。違約金も発生しませんので、いつでも無料解約ができます。

ソフトバンクのiPhoneを持っている人にとっては嬉しい選択肢

とは言え、b-mobile S 開幕SIMに音声通話タイプが出るのはソフトバンクのiPhoneを使っている人にとっては嬉しい選択肢です。

SIMロック解除できなかったため格安SIMに乗り換えられない人、SIMロック解除がよく分からないから格安SIMに乗り換えられなかった人も格安SIMに簡単に乗り換えできるようになります。

音声通話SIMがなかなか発売されず、ソフトバンクのiPhoneがあるのに乗り換えることができなかった人も、b-mobile S 開幕SIM 音声通話タイプによってソフトバンクで使っていた時のように電話、SMS、インターネットをSIMロック解除せずに使うことができます。

今までは、ソフトバンクのiPhoneを使っている人で、月額料金を安くしながら電話、SMS、インターネットを使いたいという人の選択肢は、SIMロック解除、またはiPhoneを買い直してドコモ回線の格安SIM、au回線の格安SIM等に乗り換えるしか方法がありませんでした。しかし、「b-mobile S 開幕SIM 音声通話タイプ」の発売によってSIMロック解除、iPhoneの買い直しから解放されます。

U-mobile Sに動きはない

b-mobile(日本通信)と同様にSIMロック解除できないソフトバンクiPhoneで使える格安SIMに「U-mobile S」があります。

U-mobile Sの方は8月1日現在ではまだ動きはありません。ですが、U-mobile Sでも必ず音声通話タイプU-mobile Sを発売するでしょう。

b-mobile S 開幕SIMでもU-mobile sでもおそらく料金やサービスに変更はないと思われます。どちらを選ぶ方がいいのかという判断は信頼度ですね。

格安SIMの場合、サービス終了になるとそのユーザーを引き継いでくれるところはありません。サービス終了になってしまうとそのまま強制解約になってしまいます。そのため、サービスの終了を簡単にせず長くサービスを続けてくれるところが良いです。b-mobile(日本通信)とU-mobileを比べるとU-mobileの方がサービスを長く続ける傾向にあります。なのでSIMロック解除できないiPhoneで月額料金を安く、電話、SMS、インターネットを使いたいのであればU-mobileを選んだ方が良いでしょう。

ソフトバンク回線の格安SIMってどうなの?

ソフトバンク回線の格安SIMはどんなサービスなのでしょうか?

現在のb-mobile Sの通信速度は?

現在のb-mobile Sの通信速度はどのくらいなのか計測してみました。夕方の時間帯はダウンロード速度25Mbpsという結果になります。通信速度としてはかなり良い状態です。

b-mobile S 開幕SIMの通信速度 計測画像1

夕方5時を過ぎると利用者が増加してるいようで、通信速度は落ち込んできています。

b-mobile S 開幕SIMの通信速度 計測画像2

ソフトバンクの繋がらない問題は?

数年前ソフトバンクでよく言われていた、「繋がりにくい」という問題は今はどうなったのでしょうか?

ソフトバンクは現在プラチナバンド(900Mhz)を手に入れ電波がよく届くようになりました。ただ、山間部等はまだ圏外が多くあります。ドコモ回線と比較するとエリア自体は狭いということになりますが、都市部や各市町で電波が届かないということは少なくなりつつあります。

しかし、旅行、出張等で日本各地に行くことがある人、レジャー、アウトドアが好きな人、家族サービスをしなければならない人はドコモ回線を選んでおいた方が無難です。やはりドコモ回線の方が繋がりやすいという状況は変わっていません。

au回線の格安SIMよりはいいだろう

au回線の格安SIMと比較した場合はソフトバンク回線の格安SIMの方が電波エリアは上になります。au回線の格安SIMは3G電波によるインターネットができなくなっているため、地方部でネット圏外になることが多くあります。その点、ソフトバンク回線の格安SIMは3G、4Gによる通信の制限は行っていませんので、au回線の格安SIMよりも繋がりやすくなっています。

テザリングは?

ソフトバンクのSIMロック解除できない、またはSIMロック解除していないiPhoneで使える格安SIM「b-mobile S 開幕SIM」、「U-mobile S」はテザリングができません。ソフトバンク側がインターネット共有(テザリング)を禁止しています。iPhoneのインターネット共有(テザリング)は一切機能しなくなっていますのでインターネット共有(テザリング)を使いたい人はドコモ回線を使う方が良いでしょう。

テザリングが使いたい人、カウントフリーサービスを使いたい人はSIMロック解除アダプタがおすすめ!

ソフトバンクのSIMロック解除できないiPhoneでもテザリングを使いたい人、「b-mobile S 開幕SIM」、「U-mobile S」のサービスでは満足できない人、ドコモ回線の格安SIM「LINEモバイル」や「BIGLOBE SIM」にあるLINE使い放題や動画サービス使い放題のカウントフリーサービスが使いたい人は「SIMロック解除アダプタ【スマートキング X(SmartKing X)】」を使ってドコモ回線の格安SIMを使った方がより便利にiPhoneを活用できます。

SIMロック解除アダプタ【スマートキング X(SmartKing X)】を使うとb-mobile S 開幕SIM、U-mobile Sでできないインターネット共有(テザリング)も使うことができ、今話題のカウントフリーサービスにより、少ない通信量で動画、SNS、LINE無料電話が使い放題になります。さらには楽天モバイルの国内通話完全無料の「かけ放題」も選ぶことができます。

b-mobile S 開幕SIM、U-mobile Sの音声通話サービスを待つことなくSIMロック解除できないiPhoneを生かすことができるSIMロック解除アダプタ【スマートキング X(SmartKing X)】を使った方が便利なのでみなさんにオススメです。

ソフトバンクのiPhoneでそのまま使える音声通話付き格安SIMカード登場 まとめ

b-mobile(日本通信)の格安SIM「b-mobile S 開幕SIM」に音声通話タイプが加わることになりました。月額料金の発表はまだされていませんが、おそらくデータ通信量にプラス700円〜1,000円程度の料金が必要になるでしょう。

b-mobileに問い合わせたところ、5分かけ放題は契約しないことも可能になっているそうです。

SIMロック解除できないiPhoneでそのまま利用できるのは嬉しいのですが、インターネット共有(テザリング)は使えず、カウントフリーサービスもありませんし、他の格安SIMよりも割高です。

SIMロック解除できない、ソフトバンクのiPhoneで音声通話付き格安SIMを使うならSIMロック解除アダプタ【スマートキング X(SmartKing X)】を使ってLINEモバイルやBIGLOBE SIM、楽天モバイルを選択する方が今のところおすすめです。

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