ソフトバンクiPhoneでそのまま使える格安SIMがb-mobileで登場!

ソフトバンクiPhoneでそのまま使える格安SIMがb-mobileで登場!

  • 公開日:2017/02/17
  • 更新日:2017/05/29

日本通信の格安SIM「b-mobile」から2017年3月22日にソフトバンクのすべてのiPhoneでそのまま使える格安SIMカードが発売されます。この格安SIMのメリットやデメリット、ソフトバンクiPhoneの機種別対応状況、今後の展開などを考えてみました。多くの人が気になるプランや、金額、速度なども解説。ソフトバンクiPhoneユーザーが気軽に格安SIMへ乗り換えて節約出来る様になるでしょう。

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ソフトバンクのiPhoneでも使える格安SIMが発表された

2017年3月22日に日本通信の格安SIM「b-mobile」からソフトバンクのすべてのiPhoneでそのまま使える格安SIMカードが発売されます。この格安SIMを利用するとソフトバンクのiPhone、iPadがSIMロック解除の必要もなく利用できるようになります。この格安SIMによって多くのソフトバンクiPhoneユーザーが気軽に格安SIMへ乗り換えて節約出来る様になるでしょう。

今までソフトバンクiPhoneはSIMロック解除が必ず必要だった

iPhoneで格安SIMを利用する時、SIMロック解除が必要になるiPhoneと、SIMロック解除不要でそのまま乗り換えることが出来るiPhoneがあります。その違いは格安SIMの提供通信回線と、iPhoneの対応通信回線が揃っているかどうかです。

ドコモのiPhoneであればドコモの通信回線に対応、auのiPhoneであればauの通信回線、ソフトバンクのiPhoneであればソフトバンクの通信回線にそれぞれ対応しています。アップルストアで購入するiPhone(SIMフリーiPhone)は全ての通信回線に対応しています。

SIMロック解除なしで格安SIMをiPhoneで使うには、ドコモ回線でもau回線でもソフトバンク回線でも使えるSIMフリーiPhoneを新しく購入するか、ドコモ、auのiPhoneで、ドコモ回線の格安SIMかau回線の格安SIMを選ぶかです。この方法の中にソフトバンクのiPhoneを使う方法が含まれていません。それはソフトバンクの通信回線で提供する格安SIMが今迄なかったからです。

ソフトバンクのiPhoneで格安SIMを使うには必ずSIMロック解除が必要でした。新しいソフトバンクiPhoneはSIMロック解除すれば格安SIMを利用できましたが、古いソフトバンクiPhoneではSIMロック解除が認められていないため格安SIMに乗り換える方法がありませんでした。

SIMロック解除できるソフトバンクiPhone

ソフトバンクのiPhoneで格安SIMが使えたのはiPhone 6s以降のシリーズです。ソフトバンクで公式のSIMロック解除ができるiPhoneです。しかし、それらのiPhoneでも購入後半年間はSIMロック解除が認められず購入後すぐに乗り換えできないようになっていました。

2017年12月から一括購入した端末の場合、SIMロック解除は即日可能になりました。2017年8月からは分割購入した場合でも1度支払いが確認できれば100日以内にSIMロック解除が可能になります。

SIMロック解除できないソフトバンクiPhone

2015年5月よりも前に発売したiPhoneの場合はSIMロック解除自体まったく対応していません。そのため古いソフトバンクのiPhoneでは一切格安SIMが利用できない不便さがありました。

SIMロック解除ができないということはソフトバンクの通信回線で提供する格安SIMが無い限り利用価値が無いということになります。

そのためSIMロック解除できないiPhoneやSIMロック解除できなかったiPhoneで格安SIMを利用するためには非公式なSIMロック解除を必要とするようになります。

非公式SIMロック解除とは?

非公式SIMロック解除とはiPhoneとSIMカードの間に特殊なアダプタを挟んで回線認識をごまかす方法です。または、Apple社のサーバーにiPhone販売履歴の書き換えを行う方法の2つです。iPhoneとSIMカードの間に特殊なアダプタはSIMロック解除アダプタと呼ばれています。

ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除アダプタを使って非公式SIMロック解除する方法は下記のページで解説しています。興味がある人はご覧下さい。

今まではソフトバンクの古いiPhoneを格安SIMで利用しようとする場合必ず非公式のSIMロック解除が必要でしたが、b-mobileから登場するソフトバンクのiPhone/iPad専用SIMが発売されることでもっと簡単に大きく変化することになります。

ソフトバンク対応の格安SIM発売以降の変化

b-mobileからソフトバンクのiPhone/iPad対応の格安SIMが発売されることで今までの常識が変わります。

iPhone 6s以降のiPhoneでは半年間ソフトバンクで使い続けなければSIMロック解除できなかったのですが、これからは半年待たずに格安SIMへの乗り換えができるようになります。

ソフトバンクの古いiPhoneはSIMロック解除不要で格安SIMに乗り換えて使うことができるようになります。

SIMロック解除できるソフトバンクiPhone

iPhone 6s以降のiPhoneでもSIMロックが必要なくb-mobileの格安SIMカードを利用することができます。SIMロック解除可能な日まで待たなくても良くなります。

ただし、ソフトバンクのネットワーク利用制限によってはすぐに解約した場合、数ヶ月間の間他の通信回線をシャットアウトする仕組みを作る可能性があります。

SIMロック解除できないソフトバンクiPhone

2015年5月以前に発売されたiPhoneはSIMロック解除に対応できませんが、そのiPhoneでも支払いが完了していればb-mobileの格安SIMで利用することができます。

もしも、支払いが滞っているソフトバンクiPhoneの場合はSIMロック解除アダプタ等を使ってドコモ回線、au回線の格安SIMを使えばネットワーク利用制限から免れて利用できるようになります。

ソフトバンクiPhoneの画像

日本通信 「b-mobile」から登場予定のソフトバンク対応格安SIMの詳細

ソフトバンク回線を利用したiPhone、iPad用の格安SIMを販売すると発表した日本通信の格安SIM「b-mobile」の詳細を確認してみましょう。

b-mobileの画像

出典:b-mobile

発売時期

日本通信の正式な発表によると2017年3月22日に発売開始となります。今から1ヶ月以上先になるのですが、3月22日が楽しみになっている人もいるでしょう。

しかし、少し懸念させるのが、発売時期の延期です。格安SIMの多くはどちらかというと少しルーズなところがあり、FREETELでも「だれでもカケホ」のリリースを延期しています。b-mobileでも本来ポケモンGOの通信量をカウントフリーにできるSIMカードを発売すると発表していたのですが、いつの間にか立ち消えしています。

本当に3月22日に発売するのかどうかは少し心配です。

ソフトバンク回線の格安SIM発表までの経緯

日本通信は1年以上前からソフトバンクの潜在iPhoneユーザーに対して格安SIMを販売したいという意向があり、ソフトバンクに対してMVNO接続依頼を行っていました。

MVNOとは

MVNOは格安SIMの正式名称。Mobile Virtual Network Operatorの略です。自分で基地局や回線をもたずに他社に借りて業務をする事業者をそう呼びます。格安SIMと呼ばれだしたのは今までのキャリアの料金よりも格安だからです。格安でSIMカードを発行してくれることから格安SIMと呼ばれるようになりました。

MVNEとは

MVNEはMVNOの事業をサポートする役割の事業者をそう呼びます。Mobile Virtual Network Enablerの略です。MVNO事業、すなわち格安SIM事業を始めたいと考える会社に対してノウハウや回線メンテナンス、通信や料金収納の方法、システムの構築方法等のコンサルティングを行う会社です。契約は様々で格安SIM事業の一切を任せる場合もあれば料金収納システムだけを依頼する場合もあります。

これに対しソフトバンクはMVNOの接続を認めたものの、実際にb-mobileに提供したSIMカードはSIMロック解除したスマホやタブレットでしか使えないものでした。

b-mobileはこの件に対して、従来のiPhoneやiPadでも使えるSIMカードの提供を要請したのですが、SIMカードは通信設備ではないというソフトバンク側の主張があり、話し合いは平行線となりました。そのためソフトバンクの古いiPhone、iPadで使える格安SIMは一旦見送りとなりました。

しかし、日本通信側としては納得できるものではなく、総務省を通してソフトバンクに再度話し合いを求め、新しくルールを設けソフトバンクの古いiPhone、iPadでも使える格安SIMの発売にこぎつけることができたのです。

今回は総務省のお墨付きなので途中で計画が頓挫するということはなかなかないと思います。

料金プランはどうなる?

さて、そんな複雑な経緯を経てソフトバンクのiPhone、iPadが使える格安SIMを発売できるようになった日本通信ですが、どんなプランでソフトバンク回線の格安SIMをリリースするつもりなのでしょうか?

現在日本通信b-mobileのプランは「おかわりSIM(5段階制)」「25GBプラン」の2つです。今までは定額無制限プラン等、他のプランもあったのですが、b-mobileをMVNOではなく、MVNEに変更し、個人客との契約を段々とやめる方向になっていました。つまり、顧客を個人から企業へと変える予定だったのです。

b-mobileは個人の顧客とは契約しないスタンスを構築していたため、プランをどんどん減らし現在のように2つのあまり人気がないようなプランのみになってしまいました。今後、ソフトバンクの格安SIMカードを始めるに当たっても、もしかしたらプランを増やす可能性はないのかもしれません。

筆者の予想ではb-mobileでは現状のプランのみでソフトバンクの格安SIMを扱い、もっとスタンダードな3GBプランや5GBプランは別のMVNOに貸し出しして提供するのではないかと思います。

別のMVNOでソフトバンクの格安SIMを提供した場合、ソフトバンクはドコモやauよりも元々の接続料金が高く設定されているため、他の格安SIMよりも少し高めの料金プランで提供開始される可能性があります。

b-mobileって速いの?

b-mobileの通信速度は今のところあまり速くありません。以前、格安SIMがまだ少なかった頃はb-mobileでiPhoneを使うことが流行っていました。しかし、1Mbps出るのがやっとで評判は悪かったのです。

現在でも同じくらいの通信速度で、評判は良くありません。ソフトバンク対応の格安SIM発売に合わせて通信回線速度の改善を行っていただけることを期待します。

テザリングってできるの?

b-mobile系ソフトバンク格安SIMをiPhone、iPadで使った時テザリングは期待しない方がいいと思います。

なぜかというと、現状、auの通信回線で提供しているmineo(マイネオ)AプランでauのiPhoneを使ってもテザリングできない問題が発生しています。mineo(マイネオ)のAPNを設定していてもデータ通信の奥のプログラムではテザリング時にauの純正通信網に接続するよう設定されているからです。データ通信するだけならAPNの指示通りmineo(マイネオ)に接続するのですが、テザリングに関してはちょっとややこしい設定があるためです。

b-mobile系ソフトバンク格安SIMでも同じことが発生する事が予想されます。iPhone、iPadの奥の方の設定はAppleでしか改変できませんからどうしようもありません。

ソフトバンクの格安SIMとSIMロック解除アダプタどっちがいい?

ここで比較対象になるのはSIMロック解除アダプタを使った格安SIMでの運用と、b-mobileが提供するソフトバンクの格安SIMどちらを使うのがいいのかということです。

b-mobileのソフトバンク格安SIMはソフトバンクのすべてのiPhone、iPadで使うことができると予想できます。しかし、b-mobileのプランからしか選択出来ないので、プラン内容によっては魅力の薄いものしかない場合があります。

一方、SIMロック解除アダプタを使った格安SIM運用の場合、たくさんある魅力的なドコモ回線の格安SIMが利用できます。

たとえばLINEモバイルの格安SIMはカウントフリー機能が利用でき、通信容量を節約しながら最大限にSNSを使うことができます。LINE等のSNSは全て使い放題で、LINEミュージックが聴き放題になるプランもあります。

IIJmio(みおふぉん)は1回最大30分の通話無料が使えるかけ放題オプションがあります。

他の格安SIMにもこういった通信以外のオプションが多々あり魅力的なのです。

しかし、SIMロック解除アダプタを使った格安SIM運用の場合、環境によっては特有の問題、圏外病が発生したり、着信ミスが発生することもあるため安定した利用ができない場合があります。

b-mobileのソフトバンク格安SIMの場合は安定して使えるがプランに自由がないということも考えられます。

もし、筆者がソフトバンクのiPhoneを使っていたならb-mobileの格安SIMは少し様子見をしながら、しばらくはSIMロック解除アダプタを使ってドコモ回線の格安SIMを利用します。ソフトバンクの格安SIMに魅力的なプランが出たところで乗り換えるようにするでしょう。

今はまだ通信速度も良い評判が少なく、プランも不自由なのですぐ飛びつくのはやめた方がいいと思われます。後で別の格安SIMでもソフトバンクのiPhone、iPadが使えるようになり、より良いプランがリリースされた時に解約金の縛りで乗り換えを躊躇してしまうようなことになるのも嫌ですからね。

ソフトバンクiPhoneでそのまま使える格安SIM登場! まとめ

日本通信 b-mobileのソフトバンク格安SIMは2017年3月22日発売開始です。

このサイトではb-mobileのソフトバンク格安SIMがサービス開始されたらすぐにテストし、実際何ができて何ができないのか、実運用に足るのか、速度は十分に出るか等をレビューしますので、皆さんはすぐに飛びつくことなくじっくり様子を見て頂いても大丈夫です。

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