楽天モバイルが第4の携帯キャリア化に進出決定!

  • 公開日:2018/04/17
  • 更新日:2018/04/19

格安SIMの楽天モバイルがドコモ、au、ソフトバンクと同列のキャリア化することになりました。総務省から正式な認可も受けたので、国内の携帯通信事業がこれから活発化することになりそうです。

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楽天モバイルが第4のキャリアに!

格安SIMの楽天モバイルが国内第4のキャリアになることが決定しました。格安SIMを卒業してドコモ、auソフトバンクに対抗する新しい勢力になります。

キャリア?ってなに?

そもそもキャリアとは何でしょうか?

ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIMの中ではキャリアは自社でアンテナ、基地局を持って総務省から認可をもらってサービスを提供している会社をキャリア、基地局やアンテナを持たずに借りてサービスを提供している会社を格安SIMと位置づけています。

自社で全ての設備を持ち国内のインフラとしてサービスを提供しているので、責任は大きいもののサービスの満足度は高く、収益性も大きいため運営側としてはキャリアの方がメリットが大きいでしょう。

実際にはユーザー側の視点で考えると格安SIMは安価で良いのですが、いろんなデメリットの方が先走って加入者に波があり、赤字経営に陥りサービスを辞めてしまった格安SIM会社もあります。

楽天モバイルはドコモ、au、ソフトバンクと並ぶことになった

楽天モバイルは今まではずっと格安SIMとして、ドコモに回線や基地局、アンテナを借りて運営をしてきました。しかし、2019年秋頃にはキャリアとしてのサービスを開始する運びに変わります。

格安SIMとしてサービスを続けるよりも、キャリアとなり、ドコモやau、ソフトバンクと肩を並べてシェアを競う方が長く続けられると考えたのかもしれません。

国内第4のキャリアとして料金もサービスも同一化してしまっている携帯業界に旋風を起こして競争を展開してもらいたいものです。

楽天モバイルがキャリアになるとどうなる?

楽天モバイルが国内第4のキャリアとなった場合、今の格安SIMの楽天モバイルとどう変化するのかを考えて見たいと思います。

料金はどうなる?

現在、楽天モバイルはいくつかの料金プランがあり、他の格安SIMと並ぶ安さでスマホが使えるようになっています。

楽天モバイルがキャリアとなってしまうと、この料金携帯は維持が難しくなる可能性があると考えられます。

キャリアとなるからには、自社で基地局、アンテナや通信回線を確保しなくてはならなくなります。キャリア化してしまうとドコモに頼った通信経路をそのまま使い続けるのは無理でしょう。ドコモの回線をそのまま使うのであればキャリアではなく格安SIMのままになってしまいますし、総務省からもらった周波数帯の免許も意味がありません。

料金については三木谷社長はリーズナブルな価格帯で提供できるようにしたいとコメントしていて、月4,000円程度と噂されています。

となると、現在の格安SIMプランから考えると2,000円くらいは値上げになります。我々ユーザーはその2,000円にキャリアという安心感や通信速度を見出すかどうかということになります。

回線は?

楽天モバイルの回線は、少しの間はドコモの回線を維持したままになると予想されます。ただ、自社の回線がある程度整うとドコモの回線は使わず、楽天独自の解説網を使うようになるでしょう。

ただし、楽天モバイルが通信回線に設ける予定の金額は6,000億円程度という話です。ドコモやau、ソフトバンクは通信回線に使う予算はその何倍も高額な予算を組んでいます。

もしかしたら楽天モバイルは首都圏だけを自社回線で賄い、地方はドコモ回線を流用するのかもしれません。または何か別の隠された技術を使うのかもしれません。

そうなると通信速度が今後どう変わるのか見当がつきにくいですね。首都圏は自社回線でしっかり速いが地方では格安SIMの時と同じレベルになってしまう・・・なんてことにはならないようにしてもらいたいです。

携帯ショップは増えるの?

楽天モバイルは現在全国に数店舗づつですが、専用ショップを運営しています。楽天モバイルショップではドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップ同様に、すぐに契約手続きや乗り換えができたりスマホの購入もできます。

おそらく店舗数もじわじわですが、増えることになり、ドコモ、au、ソフトバンクと同程度のサポート体制を整えることになるでしょう。

楽天モバイルもAppleと契約してiPhone売るの?

楽天モバイルはiPhoneの取り扱いを始めるのか?というところですが、筆者の予想ではすぐにではありませんが、iPhoneの取り扱いはあると思っています。

iPhoneの販売はAppleから決められた販売ノルマがあるのでしっかりとした販路ができないとノルマ達成はできませんので、楽天モバイルがすぐにiPhoneに手を出す可能性は少ないと見ています。Appleも楽天モバイルが信頼できるキャリアかどうかを判断しないとiPhoneの取り扱いは認めないでしょう。ただ、実績をしっかり積めばiPhoneの取り扱いは可能になります。楽天モバイルが国内でシェアを大きくするためにはiPhoneの取り扱いは必要不可欠ですので、いずれは直接Appleと契約を結ぶことでしょう。

ドコモ、au、ソフトバンクはどう反応するか?

今は、楽天モバイルと共に通信業界の進展に取り組みたい等コメントしている3社ですが、楽天モバイルが4,000円台でサービスを開始すると、3社もその水準まで料金を下げなければならないので、どこでコストを下げることができるか算定しているところだと思います。

過度の競争が引き起こされて収益性が悪化することもあるでしょう。ドコモはある程度国内最大手としてドンと構えていくと思いますが、auやソフトバンクは今から楽天モバイルに流れる人を減らすために囲い込みキャンペーンを始めると思います。総務省が2年縛りや3年縛りを問題視しているのですが、それでもなんとか楽天モバイルのサービス開始時に乗り換えられないような縛りを作りお得感を出せるサービスや料金プランを考えていると思います。

でなければ、auもソフトバンクも苦しい目に会う可能性があるからです。

かつてソフトバンクがiPhoneを独占販売していた時のように、auがスマートバリューでシェアを拡大していた時のように、一方が大きな人気を得ると一方はかなり苦しい状況に立たされることが証明されています。

これから楽天モバイルがどのような旋風を巻き起こすのかは予想するしかありませんが、なるべくフットワークを軽くして良いと思ったら乗り換えできるように、ドコモ、au、ソフトバンクの囲い込みキャンペーンに乗らず、まずは格安SIMを使いながら様子をみるといいでしょう。

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