LINEモバイルの契約期間は何ヶ月?解約違約金は必要?初心者向けに詳しく解説

  • 公開日:2017/08/17
  • 更新日:2018/08/04

格安SIMのLINEモバイルでも契約期間ってあるの?ドコモや、au、ソフトバンク等で2年縛り制度によってなかなか他社に乗り換えができなかったり違約金が発生したりと痛い思い出がある人も多いかと思います。せっかく気に入って契約するLINEモバイルですから、もし、解約することになったとしても最後も気持ちよく解約したいものです。そこでこのページでは初心者向けにラインモバイルの契約期間や解約違約金などについて詳しく解説します。これで解約時にも痛い思いをすることはありません。

この記事は約 分で読めます。(文字)

LINEモバイルの契約期間

LINEモバイルの契約期間について説明をしましょう。ドコモや、au、ソフトバンクなどの大手キャリアを契約すると2年縛りや最低利用期間、解約時の違約金といったものが通常発生します。格安SIMのLINEモバイルでも契約によっては「期間」という時間の制約が発生します。

LINEモバイルの契約期間は1年

LINEモバイルを契約すると1年間の「最低利用期間」が発生します。これは制約になります。最低利用期間が発生するのは「音声通話SIM」タイプのプランです。携帯電話番号を使った電話ができるタイプの契約をすると契約期間に近い「最低利用期間」という制約に同意することとなります。後ほど詳しく説明しますが実は「契約期間」と「最低利用期間」には違いがあります。ラインモバイルが採用しているのは「最低利用期間」のほうになります。

  • 最低利用期間は1年

LINEモバイルの最低利用期間は1年と決められています。他の格安SIM全てで条件として1年が定められているわけではありません。半年の契約が最低利用期間としている格安SIMもあれば、最低利用期間がない格安SIMもあります。

LINEモバイルの場合、音声通話SIMにのみ最低利用期間が適用されます。データ通信しかできない「データ通信SIM」、SMSとデータ通信を使う「SMS + データ通信SIM」の場合は最低利用期間という制約はありません。

利用期間が1年が過ぎたらどうなるの?

LINEモバイルの契約期間に近い「最低利用期間」は1年に決められています。1年の最低利用期間が過ぎると契約はそのまま継続されますが、最低利用期間経過による「解約違約金」の支払い義務は取り消されます。契約からの期間が1年以上経過するといつ解約しても違約金を請求される心配はありません。

LINEモバイルの最低利用期間は契約から1年以内に解約をすると、契約時に約束した1年継続利用しますという契約条件を破ることになり、解約違約金が発生します。携帯電話業界で契約条件に添えず早々に解約を申し出るというのはよくある話です。携帯電話を使ったことがある人の何割かは過去に経験がある思います。企業としても一定量発生するリスクに対しての違約金が定められています。解約違約金はほとんどの企業で「9,500円」となっています。

なぜ解約違約金は9,500円?

いろんな格安SIMやドコモ、au、ソフトバンクを見回した時に解約違約金は9,500円が相場になっています。実はこの9,500円の設定にあまり根拠はありません。もともとドコモ、au、ソフトバンクで「年間契約や2年間契約を約束してくれた場合に月額料金を半額にしますよ。でもその間に解約したら解約違約金を払ってください。」という中で決まった金額のようです。このくらいの金額なら解約を躊躇するし、総務省から行政指導が入ることもないだろうというところから決まった金額です。

格安SIMが採用しているのは最低利用期間

よく解約違約金と話がでると、契約期間の話も出ます。実は「契約期間」と「最低利用期間」は似ているようで実は違う内容です。

契約期間とは

携帯電話業界でいう契約期間というのは、ドコモ、au、ソフトバンク、UQモバイル、Y!mobileが採用している2年自動更新契約のことを言います。いわゆる「2年縛り」と呼ばれているものです。

契約から2年ごとに契約と更新を繰り返すタイプです。「2年間は解約をしない、解約をすると違約金を支払います。」という契約を繰り返すようになっています。これによって契約を受け入れてもらえたり、月額料金を安くしてもらったりしています。

2年の期間を決めて契約が繰り返されるため契約期間に該当します。

最低利用期間とは

契約期間とは違い、格安SIMで採用しているのは「最低利用期間」です。最低利用期間は上記でもお伝えしたように1年間や半年は必ず使うという約束になります。

契約期間と違うのは1年を過ぎると一切解約に対して干渉されることが無いということです。最低利用期間を過ぎてしまえば、解約をしても違約金の発生はありませんし、契約継続も自由にできます。

LINEモバイルの採用している最低利用期間の方が利用者に対して大変優しい契約担っているということです。

LINEモバイルの契約と解約

LINEモバイルの契約、解約について少し触れておきたいと思います。

LINEモバイルの契約発生のタイミング

LINEモバイルを契約申し込みをした場合の利用開始日タイミングはMNP契約と新規契約の2つで違いがあります。

MNPで契約をした場合はMNPの番号切り替え手続きを完了した日が契約開始日になります。

新規申し込みをした場合は申し込み完了日から2日後が契約開始日になります。

  • MNPで契約:MNPの番号切り替え手続きを完了した日が契約開始日
  • 新規で契約:申し込み完了日から2日後が契約開始日

LINEモバイル契約解約のタイミング

LINEモバイルの解約違約金は契約から1年の間に解約した場合とお伝えしています。ですが、厳密に言うと少しズレがあります。

契約の日が例え10日であっても27日であってもその月は利用開始月になります。最低利用期間は利用開始月の翌月から12ヶ月間となりますので、契約開始日によっては13ヶ月くらいになる場合もあります。

  • 最低利用期間は利用開始月の翌月から12ヶ月間

もしも7月前半に契約をして7月18日にMNPの手続きを完了した場合、最低利用期間は翌年の8月31日までとなります。

LINEモバイルの解約に伴って発生するもの

LINEモバイルを最低利用期間内に解約した場合、最低利用期間を過ぎて解約した場合に発生する費用をお伝えします。

最低利用期間内の解約

最低利用期間である1年以内にLINEモバイルを解約すると解約違約金が発生します。また、SIMカードの返却費用やMNPで別の格安SIMを契約する場合はMNP転出手数料が必要になります。

  • 解約違約金:9,500円
  • SIMカードの返却費用:送料自己負担
  • MNP転出手数料:3,000円

最低利用期間経過後の解約

最低利用期間を経過すると違約金は発生しなくなります。必要になるのはSIMカードの返却費用、MNP転出手数料です。

  • SIMカードの返却費用:送料自己負担
  • MNP転出手数料:3,000円
MNP転出手数料とは

MNP転出手数料は携帯電話番号を引き継いで別の通信会社を契約する時に必要になる料金です。もしも、携帯電話番号を引き継がずに新しい電話番号で別の通信会社を契約するのであればMNP転出手数料は必要ありません。

SIMカードの返却費用とは

SIMカードは返却をしないとSIMカード代金3,000円を請求されることになります。解約後1ヶ月から2ヶ月の間には返却をしましょう。

SIMカード返却先住所
〒277–0834 千葉県柏市松ヶ崎新田字水神前13–1 ロジポート北柏501

LINEモバイル株式会社 解約窓口

LINEモバイルの契約期間は何ヶ月? まとめ

データ通信契約、SMS+データ通信の場合、契約期間はありません。いつでも解約ができます。SIMカードさえきちんと返却してしまえば別途費用が発生することもありません。

LINEモバイル契約期間(最低利用期間)は音声通話SIMで契約から13ヶ月後になります。この期間内に解約すると解約違約金9,500円が請求されることになりますので、できるだけこの期間は使い続けるようにしましょう。

ここまでLINEモバイルの契約期間や解約違約金などについてお話してきましたが、当サイトでは格安SIMの中でLINEモバイルが1番お勧めの格安SIMです。LINEアプリや各種SNSのカウントフリーサービス、LINEアプリを通してサポートセンターのサポートが受けられたりと、入門者にも幅広く受け入れられやすいバランスの取れた格安SIMです。解約することなく長い期間使い続けると思いますよ。是非いちど利用してみてください。

▲ ページの先頭へ戻る

このページの目次

目次