FREETELで評判の通信速度レポート「毎週増速マラソン」徹底検証

FREETELで評判の通信速度レポート「毎週増速マラソン」徹底検証

  • 公開日:2017/06/26
  • 更新日:2017/06/27

FREETELの毎週増速マラソンは本当に効果があるのか検証してみました。FREETELは通信速度の品質保持のため、週一回の回線増速を継続的に実施しています。増速アップデートは公式を見る限り6月に入ってからも、6/9、6/16、6/23に実施されたようです。

現在までに5回ほど通信速度の改善をしているため、FREETELの評判や、毎週増速マラソンの通信速度がどの様に変化してきているのか計測してみようと思い、6月12日からお昼の時間帯をメインにFREETELの通信速度計測を6月25日まで約2週間続けました。

計測に利用したのはiPhone 5です。これに今流行りのSIMロック解除アダプタ SmartKing Xを使ってFREETELのSIMカードが動作するようにして通信速度を計測しレポートします。結果はいかに!?

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FREETELは5月から毎週通信設備をアップデート

FREETELは毎週通信設備をアップデートし通信速度の改善を行う「毎週増速マラソン」を実施しています。

5月から毎週増速マラソンを開始

FREETELは5月から毎週増速マラソンを始めました。格安SIMの最大の問題である通信速度を改善し快適な通信速度をユーザーに届けるために始めたことです。

FREETELは4月に総務省から行政指導が下り、通信速度に関しても宣伝内容に根拠がないと言われ是正するように指導を受けました。

おそらくこの総務省の指導を受け、通信速度の改善をすることになったのでしょう。

6月も毎週増速マラソンを継続

FREETELの毎週増速マラソンは期間が未定でいつまで続くのか不明です。6月に入っても設備のアップデートを続けているようです。少しづつでも速度の改善が期待できればいいなと思います。

FREETELの毎週増速マラソンは成果を出しているのか?

現在まで5回ほど通信速度の改善をしているため、そろそろ、FREETELの評判や、毎週増速マラソンの通信速度を計測してみようと思い、6月12日からお昼の時間をメインにFREETELの通信速度計測を6月25日まで約2週間続けました。

計測に利用したのはiPhone 5です。これに今流行りのSIMロック解除アダプタ SmartKing Xを使ってFREETELのSIMカードが動作するようにして通信速度を計測しました。

6月に2週間FREETELの通信速度を計測してみた

6月12日から6月25日までの通信速度を計測した結果です。

日時 回線の状態 ダウンロード速度(Mbps) アップロード速度(Mbps) PING(ms)
2017/6/25 12:30 ドコモ LTE 2.389 1.655 72
2017/6/24 12:47 ドコモ LTE 1.769 1.727 59
2017/6/23 16:57 ドコモ LTE 17.610 12.573 75
2017/6/23 12:30 ドコモ LTE 1.991 1.640 68
2017/6/22 22:10 ドコモ LTE 5.646 0.603 60
2017/6/22 12:30 ドコモ LTE 2.331 1.950 54
2017/6/21 12:30 ドコモ LTE 0.957 1.478 60
2017/6/20 12:29 ドコモ LTE 0.245 0.168 125
2017/6/19 12:30 ドコモ LTE 2.294 0.652 75
2017/6/18 12:31 ドコモ LTE 0.371 0.165 81
2017/6/17 12:33 ドコモ LTE 1.030 0.161 123
2017/6/16 12:30 ドコモ LTE 0.670 1.179 153
2017/6/15 12:30 ドコモ LTE 1.015 0.778 71
2017/6/15 12:17 ドコモ LTE 1.301 0.408 62
2017/6/15 12:10 ドコモ LTE 2.258 3.082 66
2017/6/15 12:06 ドコモ LTE 0.838 2.050 76
2017/6/15 12:00 ドコモ LTE 3.260 3.752 60
2017/6/14 12:43 ドコモ LTE 2.947 2.056 58
2017/6/14 12:30 ドコモ LTE 0.782 0.666 93
2017/6/14 12:15 ドコモ LTE 2.480 2.292 60
2017/6/14 11:15 ドコモ LTE 19.848 8.731 58
2017/6/13 12:47 ドコモ LTE 0.223 0.225 100
2017/6/13 12:18 ドコモ LTE 2.645 1.278 73
2017/6/13 12:01 ドコモ LTE 3.851 3.285 72
2017/6/12 17:42 ドコモ LTE 12.199 6.714 59
2017/6/12 12:55 ドコモ LTE 2.812 3.491 55

FREETELの増速アップデートは公式を見る限り6/9、6/16、6/23に実施されたようですが、6月9日アップデート後の通信速度と、その後の6月16日、6月23日アップデート後の通信速度に顕著な改善は見られないようです。

お昼の時間以外では10Mbpsを超えることもありますが、それは他の格安SIMでも同じ状態で利用者が少ない時間帯は通信速度が速くなります。混雑するお昼の時間以外はmineo(マイネオ)やDMMモバイルなど他の格安SIMも同じくらいの通信速度になります。

問題はお昼の時間にどれくらい速度が落ち込むか、ここが重要です。通信設備の改善があればお昼の通信速度でも少々の改善はあるはずなのですが、計測では残念ながら3Mbpsを超えるのは稀という結果です。通信速度が落ち込むことも多く見られます。1Mbps以下になってしまうこともあるので、ここまで下がると利用に支障を感じます。

1Mbps以下になってしまうと利用シーンによっては致命的な場合もあります。動画はもちろんニュースアプリやゲームでもロード時間が長くなってしまいます。お昼の休憩時間は短いので、あまりロードに時間を取られたくありません。そういった面では不便と言えます。

どのような通信設備のアップデートを行ったのか・・・推測

FREETELの毎週増速は結果的にあまり良いとはいえません。通信速度計測の結果からどんな設備増強だったのか推測してみるに他社の設備増強とは違うタイプのアップデートだったと考えられます。

本来は速度改善のため設備を拡張したり、パケットの詰まりやすい時間に対してプログラムを組んだり、回線帯域を広げたりするのですが、FREETELの場合はそういった類いのアップデートではないと思います。

実際どんなアップデートをしているのかは内部の人でなければわかりません。しかし、通信速度を計測する限り改善された結果は出ていません。格安SIMは毎日申し込みが後を絶たないので通信整備の増強が間に合わないということもあるかもしれません。ただ、mineoBIGLOBE SIMLINEモバイルOCNモバイルONEの場合、通信設備のアップデートを行うと、その後の計測では少しながら通信速度の改善が見られます。数日すると少しずつ速度は落ちるのですが、FREETELのように通信設備のアップデートをしたその日も通信速度の改善が見られないということはあまり無いように思います。

LINEモバイルの計測結果と比較

FREETELの通信速度だけ計測したのでは他の格安SIMとの差がわからないと思い、後からですが、LINEモバイルの通信速度計測も開始しました。

日時 回線の状態 ダウンロード速度(Mbps) アップロード速度(Mbps) PING(ms)
2017/6/25 12:30 ドコモ LTE 19.285 2.55 56
2017/6/24 12:47 ドコモ LTE 19.513 5.929 55
2017/6/23 12:30 ドコモ LTE 7.295 1.916 71
2017/6/22 12:30 ドコモ LTE 20.065 7.129 58
2017/6/21 12:30 ドコモ LTE 14.425 3.107 56
2017/6/20 12:29 ドコモ LTE 17.301 4.399 72
2017/6/19 12:30 ドコモ LTE 2.97 0.211 75
2017/6/17 12:33 ドコモ LTE 5.867 4.086 40
2017/6/16 12:30 ドコモ LTE 6.422 4.224 54
2017/6/15 12:30 ドコモ LTE 11.819 8.68 55
2017/6/15 12:11 ドコモ LTE 15.443 3.875 60
2017/6/15 12:10 ドコモ LTE 13.819 4.28 75
2017/6/15 12:06 ドコモ LTE 12.428 7.567 67
2017/6/15 12:05 ドコモ LTE 16.835 5.065 59

LINEモバイルの速度はFREETELと比べるとかなり顕著な差が見て取れます。もちろんお昼の時間ということで落ち込む時はありますが、1Mbpsを下回るようなことは一切ありません。一番遅い速度でも2.9Mbps程度。動画を十分スムーズに見ることができる速度です。

さすがLINEモバイルです。LINEモバイルはお昼の時間といえども20Mbpsを記録することだってあります。いろんな格安SIMを見てきましたが、今の所非常に安定した格安SIMだと思っています。

NTTコミュニケーションズが一番良いかも

LINEモバイルはNTTコミュニケーションズをMVNEに持つ格安SIMです。NTTコミュニケーションズが通信関連を受け持ってLINEモバイルに回線を卸すドコモとLINEモバイルのパイプ役を担っています。今年2017年にはNTTコミュニケーションズは通信整備にトラフィックコントロール装置を設けました。

トラフィックコントロール装置とは、通信が発生した際にそのパケットをすごく効率的に処理し、混雑を緩和する装置です。これはOCNモバイルONEで導入したのですが、同じNTTコミュニケーションズ傘下のLINEモバイル、NifMoでも使えるようにしているそうです。

つまり、この装置が通信速度の改善に大きな成果を発揮し他の格安SIMと一線を画すレベルに持って行っているのです。

通信速度の改善の質というところではNTTコミュニケーションズは素晴らしい。もともとLINEモバイルは通信速度が速くて人気だったのですが、やはり使う人が増えると通信速度は落ちてしまいます。ですが、このトラフィックコントロールによって高速通信を維持することができています。

FREETELで評判の通信速度レポート「毎週増速マラソン」徹底検証 まとめ

FREETELの評判を調べるべく通信速度を2週に渡って計測しましたが、毎週増速マラソンと豪語するにはちょっと苦しい結果になりました。できれば混雑時に1Mbpsを下回ることがないくらいになってくれる事を期待します。

LINEモバイルは十分な通信速度が計測されていて現状速度を重視するならLINEモバイルといった所でしょう。

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