auのiPhoneにおすすめの格安SIMカード・MVNOを徹底比較

  • 公開日:2016/11/17
  • 更新日:2018/08/04

auのiPhoneでも格安SIMカードは使えます。iPhoneの毎月の料金がとっても節約できると話題の格安SIMカード。しかし種類が多くて選び方がよくわかりませんよね。今回はauのiPhoneにお勧めの格安SIMカードを徹底比較して、あなたが格安SIMカードを選ぶときの手助けとなる情報を発信しています。最後には自分のiPhoneでどの格安SIMカードを利用しようかと選ぶことが楽しくなっているハズです。

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auのiPhoneでも格安SIMカードは使える!

格安SIMカードはドコモのiPhoneでないと使えないといったイメージを持っている方も多くいるようです。しかし実際はauやソフトバンクのiPhoneでも格安SIMカードを利用することが可能です。auのiPhoneでも格安SIMカードが使える事は、「auのiPhoneでも格安SIMカードは使える!」のページに詳しくまとめています。

なぜこのようなイメージが広がっているのかという正確な理由まではわかりませんが、ドコモのiPhoneが格安SIMカードを利用するのに1番お手軽であることは間違いありません。そのため、そこからこのようなイメージが広がっていったのかもしれませんね。でも、安心してください。auのiPhoneでも簡単に格安SIMカードを使う方法はあります。

auのiPhoneにはau回線の格安SIMカード

auのiPhoneではau回線の格安SIMカードを使うことができます。iPhoneにややこしい設定をすることもなく簡単に使うことができます。申し込みをしたらすることは2つ。SIMカードのセットとAPNの設定、この2つです。これはどの格安SIMカードも簡単にできるようにしているので、わからなくて途中で投げ出してしまう人はあまりいないでしょう。

ただし、au回線の格安SIMカードはiPhoneのテザリング機能を使えない場合があります。テザリング機能がどうしても必要な方はauのiPhoneをSIMロック解除してドコモ回線の格安SIMカードを使うことでテザリング機能を使うことができます。または、SIMロック解除してUQ mobileを利用する方法があります。

au回線の格安SIMカード

主要なau回線の格安SIMカードは6種類あります。

  • au回線の格安SIMカードで一番人気の「mineo(マイネオ)」
  • KDDIグループ企業が提供する「UQ mobile」
  • 通信の品質と信頼性が高い「IIJmio(みおふぉん)」
  • au回線の格安SIMカードとiPhone SEがセットで買える「Fiimo」
  • J:COMオンデマンドのカントフリー「J:COM MOBILE」
  • Appleから登場した通信事業者選択型の「Apple SIM」

この中で、auのiPhoneで完全にSIMロック解除不要で利用できる格安SIMカードとして公式に対応を発表しているのは現在mineo【マイネオ】だけです。mineo【マイネオ】の格安SIMカードはプランも充実していますし価格や安定度も充分満足できるレベルですので、1つしかないとがっかりするようなことはありません。

auのiPhone 5以前の機種で格安SIMカードを利用したい人はSIMロック解除を行いドコモ回線の格安SIMカードを選んだほうが動作等も安定しています。auのiPhone 5sやiPhone 5c以降の機種で格安SIMカードを利用したい人はそのまま利用できるau回線の格安SIMカード mineo【マイネオ】のほうがオススメです。

mineo【マイネオ】以外で注目すべきはUQ mobileとIIJmio(みおふぉん)になります。ただ、どちらもSIMロック解除がかならず必要となりますのでmineo【マイネオ】に比べると移行時の手間が1つ増えます。

au回線の格安SIMカードで一番人気の「mineo(マイネオ)」

au回線の格安SIMカードの中で今一番利用者の多い人気の格安SIMカードはmineo(マイネオ)です。auのiPhoneで格安SIMカードを検討している人の大半にオススメできる格安SIMカードと言えばmineo(マイネオ)になるでしょう。なぜmineo(マイネオ)はここまで人気なのでしょうか。

au回線の格安SIMカード mineo(マイネオ)のおすすめポイント

au回線の格安SIMカードの中で一番多くのiPhoneが使える

mineo(マイネオ)はau回線の格安SIMカードの中で一番多くのiPhoneが使えます。日本ではiPhoneユーザーが特に多い傾向にありますが、そのiPhoneで特に多く使えるため人気が集中しているのです。

既存ユーザーに対しても優遇策があり契約後もお得

mineo(マイネオ)は他の格安SIMカードと違い既存ユーザーに対しても優遇策があり、mineo(マイネオ)のファンサイト「マイネ王」を運営して多くのユーザーと身近に要望の交換をするほか、抽選で利用料金の割引、データ量のプレゼントやiPhone 7のプレゼント等も行われました。ユーザーに料金を安くできること以外にも楽しんでもらうことに注力している面白い格安SIMカードです。大抵の格安SIMカードが新規ユーザに対してのキャンペーンしか行っていないため、既存ユーザーからすると新規キャンペーンがうらやましく感じますよね。mineo(マイネオ)なら後々うらやましく感じることもなく、むしろ既存ユーザーに対してのキャンペーンにワクワクできます。

低速通信モードで使い放題

mineo(マイネオ)では低速通信モードを使うことができます。低速通信モードだと何GB使っても通信に制限はありません。使い放題にできます。低速通信でもバースト転送機能でそこそこ速いインターネットもできます。

au回線の格安SIMカード mineo(マイネオ)で注意すること

テザリングが使えない

mineo(マイネオ)の格安SIMカードとauのiPhoneの組み合わせの場合、テザリングができません。一部の希な人がテザリングできているようですが、これはiPhoneとmineo(マイネオ)の相性が良かった場合にできるため過度な期待をしてはいけません。

3G回線のエリアが利用できない

mineo(マイネオ)で使えるiPhoneはLTEが使えるタイプのiPhone5以降が対応します。iPhone 4sはLTEに対応しないため音声通話、SMSしか使えません。また、iPhone 5はLTE対応エリアが日本では少ないためインターネットが使えない地域も多くあります。

Eメールがない

これはUQ mobileを除くすべての格安SIMカードで共通していることですが格安SIMカード側から、ドコモ、au、ソフトバンクのように、Eメールが発行されることはありません。

au回線の格安SIMカード mineo(マイネオ)の料金プラン

mineo(マイネオ)の料金プランは単純明快です。通信容量の違った5つのプランに音声通話とSMSを組み合わせるかどうかを選ぶだけです。どの料金プランでもiPhoneを利用することができますから使いたいプランと組み合わせを選びましょう。

多くの人は3GB、5GBを選んでいます。だいたいの人が5GB程度あれば1ヶ月使える傾向にあります。

プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付き
SMS付き
デュアルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMS付き
シングルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMSなし
シングルタイプ
通信速度
500MBプラン500MB1,310円700円-円下り最大225Mbps
上り50Mbps
1GBプラン1GB1,410円800円-円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
3GBプラン3GB1,510円900円-円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
5GBプラン5GB2,190円1,580円-円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
10GBプラン10GB3,130円2,520円-円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
20GBプラン20GB4,590円3,980円-円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
30GBプラン30GB6,510円5,900円-円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps

料金的には格安SIMカードの中でとても標準的な料金となっています。通信業界本来のパケット料金ですから安心して利用してください。

au回線の格安SIMカード mineo(マイネオ)の通話に関して

通話に関しては特に問題なく、音質も良好です。mineo(マイネオ)には通話オプションとして無料通話30、無料通話60がありますが、半額通話アプリを使ったほうが安くなります。mineo(マイネオ)の無料通話オプションは使わないでください。

かけ放題オプションはmineo(マイネオ)にはありませんが、FREETEL SIMの「だれでもカケホ」と組み合わせることができるようになりますので、そちらを利用してください。(だれでもカケホ2016年11月末開始予定)

au回線の格安SIMカード mineo(マイネオ)と他社との比較

mineo(マイネオ)と他社の格安SIMカードを比べてみてもmineo(マイネオ)はいたって普通です。特段大きな差はありません。通信速度、サービス全てが普通ですので、格安SIMカードでauのiPhoneを使いたいんだ!という人はとりあえずmineo(マイネオ)を選んでおいて間違いはないでしょう。mineo(マイネオ)を使う際はマイネ王に登録しておくとキャンペーン情報が流れてきます。なかなか楽しい企画もあるので登録しておきましょう。

auのiPhoneなら「mineo(マイネオ)」が1番おすすめ

Eメール、テザリング不要ならauのiPhoneで利用できるNo,1の格安SIMカードといえます。使えるiPhoneの種類も多くSIMロック解除せずにそのまま差し込むだけで利用開始できるのも魅力的です。使いやすいプランもしっかりと設定されており、契約後も色々とキャンペーンの恩恵を受けることができるのでお勧めです。

  • mineo(マイネオ)の公式ページ:mineo

KDDIグループ企業が提供する「UQ mobile」

UQ mobileはKDDIグループが提供するUQコミュニケーションズの格安SIMカードです。同じKDDIグループだけあってauの技術が生かされていて格安SIMカードの中でも通信品質がピカイチです。また格安SIMカードの中で唯一Eメールが使える格安SIMカードです。現在ではauのiPhoneでテザリングも使えるようになり、au回線の格安SIMカードでは1番機能性が高く、キャリアと同じように使える格安SIMカードとなっています。

SIMロック解除する手間を気にせず、テザリングやEメール等の機能性を求める人にお勧めの格安SIMカードです。

au回線の格安SIMカード UQ mobileのおすすめポイント

Eメールが使える

現在出ている格安SIMカードではUQ mobileを除いて全ての格安SIMカードでEメールを利用することができません。そのため通常格安SIMカードを利用する場合はGmailなどでメールを代用して使うのが普通です。Gmailに変更することで様々な端末から自動同期した状態でメールが管理できるようになるので、むしろそのほうが便利だったりするのですが、人によっては何かしらの事情がありスマートフォンのEメールが必要な場合があります。そのような時にも対応が効くのがUQ mobileです。格安SIMカードでEメールが必要な方はUQ mobile 1択となります。

テザリングが使える

auのiPhoneでテザリングを利用するにはSIMロック解除を行いドコモ回線の格安SIMカードを利用するか、UQ mobileを利用することになります。テザリングに関してはEメールと違いUQ mobile 1択となるわけではありませんがUQ mobileに契約することでEメールとテザリングが両方使えるようになるのはUQ mobileだけです。この2つの機能性を合わせて求める方はUQ mobileを使ってください。

テザリングは重視するが、Eメール不要であれば3Gエリアでも電波が拾えるドコモ回線の格安SIMカードの方を利用することをお勧めします。

au回線の格安SIMカード UQ mobileで注意すること

SIMロック解除が必要

UQ mobileはau回線の格安SIMカードですが同じau回線のmineo(マイネオ)と違い、必ずSIMロック解除が必要となります。

あまりお得にならないプランがある

UQ mobileにはぴったりプラン、2017年2月からから始まるおしゃベリプランがあります。この2つのプランは料金が高い割にあまりメリットがありません。無料通話や5分かけ放題が使えるようになりますが、2年自動更新契約でauからの乗り換えだと割引が適用されません。auのiPhoneを持っている人が乗り換えをすると確実に損をします。

UQ mobileに乗り換える場合には高速データプラン、データ無制限プランを選んで使いましょう。

3G回線は利用できない

UQ mobileはデータ通信では3G回線を使うことができません。そのためauで使っていた時よりインターネットが使えるエリアは山間部など都市中心部から離れた所で少し狭くなります。

au回線の格安SIMカード UQ mobileの料金プラン

UQ mobileの料金プランはぴったりプラン、たっぷりプラン、おしゃべりプラン、高速データプラン、データ無制限プランがあります。このうちぴったりプランやたっぷりプランはデータ通信、電話がセットになったプランです。

高速データプラン、データ無制限プランは他の格安SIMカード同様にデータ通信と音声通話を組み合わせて使うプランになります。

UQ mobile プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付きSIM
SMS付き
月額料金
データ通信専SIM
SMS付き
月額料金
データ通信専SIM
SMSなし
通信速度
データ高速プラン3GB1,680円980円980円下り最大150Mbps
上り最大25Mbps
データ無制限無制限2,680円1,980円1,980円下り最大500Kbps
上り最大500Kbps
ぴったりプラン1GB2,980円〜--下り最大150Mbps
上り最大25Mbps
たっぷりプラン3GB3,980円〜-^下り最大150Mbps
上り最大25Mbps

おすすめはデータ高速プランで3GBの通信容量を選ぶ使い方です。3GBのプランは他の格安SIMカードでも採用しているプランです。Wi-Fiを使う機会が多い人は3GBで1ヶ月十分に持つと思います。

au回線の格安SIMカード UQ mobileの通話に関して

UQ mobileにはぴったりプラン、たっぷりプラン、おしゃべりプランの時のみ無料通話や5分かけ放題のオプションが使えます。ただし、これらのプランは割高プランでauから乗り換えする人はかなり月額料金が高くなってしまいます。通話オプションはFREETEL SIMからサービス予定の「だれでもカケホ」を組み合わせて使いましょう。

au回線の格安SIMカード UQ mobileと他社との比較

UQ mobileは他社格安SIMカードと比べて通信速度が速いという評判が多くあります。朝昼晩通して5Mbps前後の通信速度を維持できるためどんなインターネットコンテンツを使っても困ることはありません。また、Eメールアドレスを使うことができるため、ガラケーユーザーとのコミュニケーションスタイルを崩さずに使えます。

現在ではiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEをSIMロック解除して使うとEメール、テザリングができるため注目されています。

auのiPhoneでEメールとテザリングを実現するなら「UQ mobile」がおすすめ

auのiPhoneでEメール、テザリングが両方必要ならこれ1択の格安SIMカードといえます。さすがにKDDIのグループ企業だけあって、しっかりと技術が反映され機能性は抜群です。今まで格安SIMカードは検討してきていたがEメールやテザリングの問題で躓いていた人はUQ mobileで決まりです。

通信の品質と信頼性が高い「IIJmio(みおふぉん)」

IIJmio(みおふぉん)の格安SIMカードは通信技術のノウハウが非常に高く、SIMロック解除したauのiPhoneで使うことができます。IIJmio(みおふぉん)は家族間のサービスに力を入れており、家族間の通話や家族単位での契約(同じIDが条件、後からのID変更は不可)がお得になります。家族で格安SIMカードを使うのであればIIJmio(みおふぉん)は良い選択肢になるでしょう。

au回線の格安SIMカード IIJmio(みおふぉん)のおすすめポイント

au回線、もしくは、ドコモ回線の格安SIMカードを使うことができる

IIJmio(みおふぉん)はSIMロック解除ができるauのiPhoneで、au回線、もしくは、ドコモ回線の格安SIMカードを使うことができます。IIJmio(みおふぉん)はau回線もドコモ回線も持っているためどちらでも好きな方を選ぶことができるのが特徴的です。

家族間のサービスが充実

家族で格安SIMカードを使うと通信容量のシェアができたり、通話オプションを使うと家族での通話が一回30分以内で何度でもかけ放題になったりします。

低速通信モードにバースト転送機能

IIJmio(みおふぉん)はバースト転送機能が使えます。低速通信モードにも切り替えて使うことができ、通信容量を節約することができます。

au回線の格安SIMカード IIJmio(みおふぉん)で注意すること

SIMロック解除が必要

IIJmio(みおふぉん)はau回線の格安SIMカードも持っていますが、UQ mobileと同じで必ずSIMロック解除が必要となります。SIMロック解除ができるiPhoneで使う場合、特にau回線にこだわる必要がなければドコモ回線の格安SIMカードでも使えるわけですから、あまりIIJmio(みおふぉん)のau回線を選ぶメリットはありません。

3G回線は利用できない

au回線の格安SIMカードは3G回線でのデータ通信サービスは行っていません。ドコモ回線の格安SIMカードは3Gサービスでのデータ通信も使えますからドコモ回線を使ったほうが便利です。

3日間の通信制限がある

IIJmio(みおふぉん)は低速通信モードに切り替えることはできるのですが、3日間366MB以上使うとほぼ低速通信でのインターネットができなくなってしまいます。高速通信モードでも3日間の通信制限があります。mineo(マイネオ)のように使い放題にすることはできません。

au回線の格安SIMカード IIJmio(みおふぉん)の料金プラン

IIJmio(みおふぉん)の料金プランは格安SIMカードの中で至って普通の価格設定です。魅力的に安かったりということはありません。3つの通信容量プランと音声プランの組み合わせを選ぶだけですのでプラン選びは簡単です。

月額400円のシェア料金で家族で通信容量のシェアもできます。

プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付きSIM
SMS付き
月額料金
データ通信専用SIM
SMS付き
通信速度
ミニマムスタートプラン3GB1,600円900円下り最大370Mbps
上り最大50Mbps
ライトスタートプラン6GB2,220円1,520円下り最大370Mbps
上り最大50Mbps
ファミリーシェアプラン10GB3,260円2,560円下り最大370Mbps
上り最大50Mbps

au回線の格安SIMカード IIJmio(みおふぉん)の通話に関して

IIJmio(みおふぉん)には家族間のかけ放題オプションもあります。特に家族間での通話が多い人にとってはIIJmio(みおふぉん)のかけ放題は有効なオプションとなるでしょう。

かけ放題オプション月額料金国内通話同一契約間通話
誰とでも3分&家族と10分600円3分以内の通話無料、
超過時は10円/30秒
10分以内の通話無料、
超過時は8円/30秒
誰とでも5分&家族と30分830円5分以内の通話無料、
超過時は10円/30秒
30分以内の通話無料、
超過時は8円/30秒

家族と30分かけ放題は格安SIMカードの中で最長のかけ放題オプションです。30分ごとに電話をかけ直せば完全無料で長電話できます。離れた家族との通話に役立てることができます。

au回線の格安SIMカード IIJmio(みおふぉん)と他社との比較

IIJmio(みおふぉん)は格安SIMカードの中で技術力に優れていると評判ですが、通信速度は普通クラスです。12時ごろの通信速度の落ち込みは他の格安SIMカードと何ら変わりがありません。かといってどこかにデメリットがあるというわけでもありません。

家族間の通話が多いなら「IIJmio(みおふぉん)」がおすすめ

家族間の通話にかけ放題が欲しいかどうかだけでIIJmio(みおふぉん)を契約するかどうかを選ぶといいでしょう。1回30分以内なら何度でもかけ放題という「かけ放題」オプションを持っているのはIIJmio(みおふぉん)だけです。

au回線の格安SIMカード「FiiMo」

FiiMoは四国初の格安SIMカードです。四国だけで使えるというわけではなく全国でも利用、申し込みができます。mineo(マイネオ)と同様のサービスを展開していてmineo(マイネオ)を親にしています。

au回線の格安SIMカード Fiimoのおすすめポイント

FiiMoはmineo(マイネオ)と変わりがなく、むしろmineo(マイネオ)のほうがサービスが上です。特に目立ったおすすめになるポイントはありません。FiiMoを契約するのであればmineo(マイネオ)を契約しましょう。

au回線の格安SIMカード Fiimoで注意すること

FiiMoはmineo(マイネオ)とまったく同じサービスで、3Gでのデータ通信ができないことや使えるiPhoneの種類も同じです。

au回線の格安SIMカード Fiimoの料金プラン

FiiMoの料金プランはmineo(マイネオ)のコピーでありながらmineo(マイネオ)よりもプランが少なくなっています。さらにはmineo(マイネオ)よりも料金設定が高くなっているので確実にmineo(マイネオ)を契約したほうがお得になります。

プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付き
SMS付き
デュアルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMS付き
シングルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMSなし
シングルタイプ
通信速度
3GBプラン3GB1,600円1,050円900円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
5GBプラン5GB2,300円1,750円1,600円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
10GBプラン10GB3,350円2,8002,650円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps

au回線の格安SIMカード Fiimoの通話に関して

FiiMoには通話料金を安くするための通話オプションは一切ありません。通話品質はau回線を通しているので特に悪いということはありません。

au回線の格安SIMカード Fiimoと他社との比較

使っている人が少なく評価は難しいのですが、mineo(マイネオ)のコピーでありながらmineo(マイネオ)よりも料金設定が高くプランも少ないため、おすすめではありません。FiiMoを選ぶのであればmineo(マイネオ)を契約しましょう。

J:COMオンデマンドのカントフリー「J:COM MOBILE」

J:COMモバイルはJ:COMのビデオオンデマンドサービスが使えるサービスです。J:COMオンデマンドサービスで使ったデータ通信量はカウントされず通信容量が減ることはありません。

au回線の格安SIMカード J:COM MOBILEのおすすめポイント

J:COM MOBILEはJ:COMのビデオオンデマンドサービスに特化した格安SIMカードです。ビデオオンデマンドで使った通信量は利用量としてカウントされず通信容量が減りません。

au回線の格安SIMカード J:COM MOBILEで注意すること

iPhoneで使えるのか等のサポートが一切ない

J:COM MOBILEはiOS用のAPNを配布してはいますが、どのiPhoneで使えるのか等は一切サポートがありません。本来iPhoneのシリーズに応じてau回線の格安SIMカードの場合はAPNを2つ配布するのですが、1つしか配布がなく、iOS10にも対応していません。iPhoneでJ:COM MOBILEは使えない可能性が高いと思ってもいいでしょう。

契約できるエリアが限定されている

J:COM MOBILEはJ:COMのテレビサービスに加入できる地域に住まいのある人のみ契約できます。多くの人は契約できません。

特徴的なサービスに対してまで速度制限がある

J:COMオンデマンドをJ:COM MOBILEで視聴した場合3日間に6GB以上の通信が確認されると通信速度の制限がかかります。通信速度の制限になってしまうとオンデマンドはほぼ利用できません。J:COMオンデマンドを利用する場合は必ずJ:COM MOBILEスマホセットかJ:COM TVへの加入が必要です。

au回線の格安SIMカード J:COM MOBILEの料金プラン

J:COM MOBILEの料金プランは一つのみでデータ通信900円、音声通話セット1,600円です。データ通信容量は3GBです。

プラン名通信容量/月月額料金
音声通話機能付き
SMS付き
デュアルタイプ
月額料金
データ通信専用
SMSなし
シングルタイプ
通信速度
3GBプラン3GB1,600円900円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps

au回線の格安SIMカード J:COM MOBILEの通話に関して

J:COM MOBILEの通話品質はau回線ですから品質が悪いことはありません。かけ放題や無料通話オプションはありません。

au回線の格安SIMカード J:COM MOBILEと他社との比較

申し込みできる人が非常に限られた格安SIMカードでiPhoneでの利用はサポートされていません。iPhoneで格安SIMカードを使いたい場合はmineo(マイネオ)か、UQ mobileを選ぶ方が無難です。

Appleから登場した通信事業者選択型の「Apple SIM」

Apple SIMは格安SIMカードではなく通信事業者用のプリペイド契約SIMカードです。日本ではauのプリペイドプランが契約できます。現在はiPadのみ対応です。海外でiPadを使いたい人はApple SIMを使うといいでしょう。

au回線の格安SIMカード Apple SIMのおすすめポイント

Apple SIMは海外の通信事業者とも契約できるSIMカードです。海外に行く人は1枚持っておくと重宝するかもしれません。

au回線の格安SIMカード Apple SIMで注意すること

Apple SIMは通話プランの契約が一切できません。SMSの契約もできません。iPadのみで使えるSIMカードです。日本ではauのプリペイドプランのみ契約できます。

au回線の格安SIMカード Apple SIMの料金プラン

Apple SIMは購入に600円がかかります。auで契約できるプリペイドプランは1GB 1,500円です。

Apple SIMチャージ通信容量/回チャージ料金
通信速度
auプリペイド1GB1,500円下り最大225Mbps
上り最大50Mbps

au回線の格安SIMカード Apple SIMの通話に関して

Apple SIMで通話は一切できません。

au回線の格安SIMカード Apple SIMと他社との比較

Apple SIMを国内で使うのはお勧めできません。格安SIMカードの方が安いからです。iPadの場合ならmineo(マイネオ)でも使えますからmineo(マイネオ)を契約して使いましょう。海外に旅行へ行く場合はApple SIMで海外の通信事業者を契約しましょう。

au iPhone用の格安SIMカードを比較して選ぶ方法

普段の通話の利用スタイルを考える

  • 家族通話が多いならIIJ?
  • その他の短い人はmineo+freetel?
  • どうしてもキャリアメールが必要でiPhoneのセット購入が可能な人はUQ+freetel?

au回線の格安SIMカードで通話を使うことをベースに考えた場合、主な選択肢は3つです。

  1. mineo(マイネオ)
  2. UQ mobile
  3. IIJmio(みおふぉん)

この3つのいずれかになります。

利用スタイル別の選択方法

  • 1回の通話時間が短いのであればmineo(マイネオ)とFREETEL SIMのだれでもカケホを組み合わせて使ってください。
  • Eメール(+α:テザリング)が使いたい人はUQ mobileとREETEL SIMのだれでもカケホを組み合わせて使ってください。
  • 家族間の通話を主に考えるのであればIIJmio(みおふぉん)を契約し、IIJmio(みおふぉん)のかけ放題オプションを利用してください。

毎月の通信容量を調べる

利用している通信量を調べて格安SIMカードを選ぶ場合、現在の通信量をマイページから調べましょう。

通信容量が3GB程度であればmineo(マイネオ)でもUQ mobileでもIIJmio(みおふぉん)でも対応できます。

通信容量が5GB以上や10GB必要な人はmineo(マイネオ)かIIJmio(みおふぉん)を契約するのが理想的です。

その他、通話がとても多い方

電話がどうしてもすごく多い人はガラケーでカケホーダイを契約して、iPadと2台持ちにする方が毎月の料金は絶対に節約できます。

auのiPhoneにおすすめの格安SIMカードを徹底比較 まとめ

auのiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEを持っている人はUQ mobileでEメールとテザリングを使いましょう。

UQ mobileのプランが合わない、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEを持っていない人はmineo(マイネオ)を契約するのがオススメです。

  • mineo(マイネオ)の公式ページ:mineo

家族間の通話だけを考える人はSIMロック解除したiPhoneをドコモ回線のIIJmio(みおふぉん)で使いましょう。

通話オプションは適宜FREETEL SIMのオープンオプション「だれでもカケホ」を契約して使うのがオススメです。

いろいろ考えたけどやっぱりよくわからなくなってきたという人は、まず、mineoを契約して使ってみましょう。mineoなら解約金自体は0円で最低利用期間もありません。契約の解約が他の格安SIMカードに比べて簡単ですので、入門として始めるには最適です。

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