BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは最高の娯楽格安SIM
- 公開日:2017/10/11
- 更新日:2018/08/04
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは今現在唯一動画サービスもカウントフリーにできるオプションサービスです。動画はインターネットの中でも最も通信量を消費するサービスです。この動画を利用する時の通信量が全くいらなくなると思えば最高の娯楽格安SIMになることは間違いなし!そんな素晴らしいBIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションについて申し込み方法からオプションサービスの内容や料金まで詳しく解説します。
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エンタメフリー・オプションとは
エンタメフリー・オプションというのはBIGLOBEモバイルだけにある特定のコンテンツを使い放題にできるオプションです。オプションなので有料ですが、これがなかなか優れたオプションになっています。
動画(YouTube、AmebaTV、U-NEXT)、音楽(Google Music、Apple Music、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music)を使うと必ず通信量を消費します。つまり使えば使うほど通信容量が減っていくということです。しかし、BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションを使うとこれらのコンテンツを使い放題にできます。つまり通信容量は減りません。iPhoneやiPadを楽しみに使うという人にとっては最高のオプションになります。
カウントフリーが実現する通信容量無制限
エンタメフリー・オプションのベースとなっている機能は「カウントフリー」と呼ばれるものです。カウントフリーというのは、消費する通信量を自動的に感知して対象のアプリ、サービスの時だけ使い放題にする機能です。どのアプリ、サービスをカウントフリーの対象にするのかはプロバイダによって様々ですが、該当のアプリ、サービスの時は通信量の一切が別カウントに切り替わります。契約している通信容量から消費することはなくなりますので実質的に使い放題となります。
この機能のおかげで指定されている動画や音楽サービスの通信容量がカウントされず、いくらでも利用できるようになります。
通信量を気にせず動画が楽しめるのはかなりお得
BIGLOBEモバイルのエンタメフリーは動画(YouTube、AmebaTV、U-NEXT)音楽(Google Music、Apple Music、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music)を使い放題にできるBIGLOBEモバイルのオプションです。筆者の場合はデータSIMでエンタメフリーオプションを利用しています。
たびたび旅行等の道中はYouTubeやAmebaTVで動画を楽しむようになっているのですが、これまではマイネオ(mineo)を使っていました。家族でマイネオ(mineo)を使っているのですが、ネットをほぼ使わない人の分はパケットギフトで自分に送り毎月4GBほど使えるようにしていました。マイネオ(mineo)にはフリータンクもあるので大容量のようにたくさんデータ通信が使えます。
しかし、やはり動画コンテンツは使えば使えほどデータ通信容量の減り方は半端ではありません。気がつけば残り数MBになっている時もあります。もちろん利用する量が関係するのですが、筆者の場合は足りません。だいたい5GBくらいは動画に使っている時がありました。
また、出かける時には子供がYouTubeを見せて欲しいと言います。車移動の時、子供にとっては退屈な時間でしかないので仕方ありません。遠出をするとYouTubeを見る時間は増えます。すると4GBや5GBではとても足らないという時もあります。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションだと使い放題にできるので、そろそろYouTube止めないと通信容量がやばいだろうな・・・など気にする必要はありません。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションはLINEモバイルにあるカウントフリーと同じサービスです。LINEモバイルの場合はLINEアプリ、Facebook、Twitter、Instagram、LINE MUSICが対象です。主にSNSを重点に使う人にとってはLINEモバイルを選択したほうがいいでしょう。
エンタメフリー・オプションのサービス詳細
エンタメフリー・オプションのサービスに関連する詳細事項がいくつかあります。
メリット・デメリット
エンタメフリー・オプションは先にも案内したように動画(YouTube、AmebaTV、U-NEXT)音楽(Google Music、Apple Music、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music)コンテンツで消費する通信量を節約するオプションです。基本的にはすべて使い放題になります。
動画を見る人、音楽を聴く人はそれなりに多めの通信容量(データ量)を契約していることでしょう。それは動画、音楽コンテンツが通信容量(データ量)を大量に消費するからですね。でもエンタメフリー・オプションを使うと動画、音楽に対する通信容量(データ量)が使い放題になるので、契約する通信容量(データ量)は少なくできます。
デメリットは特にはありません。また、通信速度がサービスの鍵を握っているというのは他の格安SIMと変わりません。
注意事項
エンタメフリー・オプションはBIGLOBEモバイルの中でも特別な通信回線が割れ振られています。エンタメフリー・オプション使う時は一般回線とは別のエンタメフリー・オプション専用の通信回線を使い、BIGLOBEモバイル全体の通信速度が低下しないように考慮されています。
また動画コンテンツを使う場合、BIGLOBEモバイルではエンフメフリー・オプションをスマホ向けに設計しており、タブレットなどの大きめの画面で見ることは想定されていません。そのため、画質が荒れると注意があります。
それぞれの対象サービスの再生において推奨する品質
対象サービス | 画質・音声の推奨設定 |
---|---|
YouTube | [画質 自動設定または360p]以下 |
AbemaTV | [画質設定 最低] 以下 |
Google Play Music | [ストリーミングの質 標準]以下 |
Apple Music | 推奨品質の指定なし |
Spotify | [音質 標準音質]以下 |
AWA | [ストリーミング音質 Normal]以下 |
radiko.jp | 推奨品質の指定なし |
Amazon Music | [ストリーミング音質 低]以下 |
U-NEXT | [画質 最低画質] |
Note
本サービスにおける動画視聴はスマートフォンを対象としており、タブレット等の大画面での視聴、高音質な音声の再生には適しておりません。 お客さまのご利用機器、電波の状態、回線の混雑状況、ご利用エリアなどにより画質・音質が低下したり、再生が停止します。予めご了承ください。それぞれの対象サービスの再生において推奨する品質は以下となります。
しかし、実際に筆者がiPadで使ったところ特に画質が荒れて楽しめないということはありませんでした。
直近3日間の制限がある
エンタメフリー・オプションに関しては直近3日間で6GBを使った場合には通信速度を制限するという注意書きがあります。後日、実際に直近3日間で6GB以上を使って制限テストを行ってみます。
Note
3日間制限というのは連続する3日間の通信量合計が決められた量に達した場合に発生する制限です。主に通信速度を制限することが多く見られます。規制をかけることで少数の人の通信量で全体の通信品質が損なわれてしまわないようにこういった規制が行われるようになっています。
対応プラン
BIGLOBEモバイルでエンタメフリー・オプションの契約ができるプランと契約できないプランがあります。BIGLOBEモバイルの1GB音声通話スタートプランでだけエンフメタリー・オプションの契約ができません。ですが、3GB以上のプランの場合はタイプD、タイプAどちらでも契約できます。
対応プラン一覧表
プラン名 | エンタメフリ・オプション |
---|---|
音声通話スタートプラン | 対象外 |
3ギガプラン | 対象 |
6ギガプラン | 対象 |
12ギガプラン | 対象 |
20ギガプラン | 対象 |
30ギガプラン | 対象 |
Note
タイプD、タイプAとは?
BIGLOBEモバイルはau回線の契約もできるようになっています。現在はドコモ回線を使ったプランとau回線を使ったプランの2つが使えることになります。ドコモ回線をタイプD、au回線をタイプAと呼んでいます。
月額利用料金
エンタメフリー・オプションの月額料金は - 音声通話SIMの場合 月額480円 - データ通信SIMの場合 月額980円 になります。これはタイプD、タイプAに関係なく同じ料金で提供されています。
- 音声SIM契約の場合 月額480円(SIM1枚毎)
- データSIM契約の場合 月額980円(SIM1枚毎)
推奨環境
エンタメフリー・オプションは公式アプリでの利用を推奨しています。公式アプリ以外から動画、音楽サービスを使った場合はエンタメフリー・オプションの対象外になる場合があり、通信容量(データ量)は減ってしまいます。また、テザリング(インターネット共有)を使いパソコン、他のiPhoneやタブレットでエンタメフリー・オプション対象のコンテンツを使った場合も対象外となります。なので利用したいiPhone、iPadにアプリをインストールして利用するようにしてください。
推奨OS環境
- Android 6
- Android 7
- iOS 10
- iOS 11
実際にiPadでBIGLOBEモバイルのエンタメフリーを使ってみた
筆者は前回「日本百名山で格安SIMの速度比較 どれがベスト?【石鎚山編】」の帰り道にBIGLOBEモバイルでエンタメフリー・オプションを最大限に利用しました。
この日はAmebaTVで「北斗の拳」、「THE WALKING DEAD」を何時間も配信していました。あまりしっかりと見たことがないためずっとこれを見ながら帰りました。
BIGLOBEモバイルによると、AmebaTVを利用する場合、[画質設定 最低] 以下を推奨としていますが、筆者の設定は「最高」を選んでいます。1時間で約1GBを消費する設定です。
BIGLOBEモバイルの通信速度はだいたい2Mbps前後をウロウロするくらいになっているのであまり見れないかと思っていましたが、そんなことはありません。たまに映像が3秒くらい止まる時もありましたが、全体的には問題がありません。十分な画質で見ることができます。道中約5時間くらいは見続けましたが、その日の「北斗の拳」、「THE WALKING DEAD」を全て満足に見ることができました。
通信容量を気にせず、永遠に近いレベルで動画を見続けられるサービスを使えるのは大変楽しく、話題も広がります。
AbemaTVの場合、画質によってある程度通信量が固定されています。
- 最低画質では1GBあたり約5時間
- 低画質では1GBあたり約4時間
- 中画質では1GBあたり約3時間
- 高画質では1GBあたり約1.5時間
- 最高画質では1GBあたり約1時間
最低画質でも綺麗に見ることができますので、3日間制限がきになる人は最低画質に設定しておきましょう。
エンタメフリー・オプションのお申し込み方法
エンタメフリー・オプションの申し込みは契約と同時でも契約後でもできます。
新規で「BIGLOBEモバイル」をお申し込みの場合
BIGLOBEモバイルの契約と同時にエフンタメフリー・オプションを申し込む場合は、申し込み途中のエンタメフリー・オプションにチェックを入れます。
すでに「BIGLOBEモバイル」をご利用中の場合
すでにBIGLOBEモバイルを利用している人はBIGLOBEモバイルのMyページでエンタメフリー・オプションを契約します。Myページにログインすると下記の画像のような「モバイル契約の詳細」ボタンがあります。
BIGLOBEモバイルの方に進みます。
BIGLOBEモバイルの現在の契約内容が確認できます。
下の方へスクロールするとエンフメフリー・オプションの項目があります。ここで契約や解約ができます。
エンタメフリー・オプションスイッチをONにする
エンタメフリー・オプションは申し込みをしただけでは使えません。エンタメフリー・オプションの利用はON/OFFのスイッチがありますのでこのスイッチがONになっているのか確認してください。
先ほどのMyページのエンタメフリーオプションの項目で「ON/OFFの確認」に進むと、現在エンタメフリー・オプションがONになっているかどうかを確認できます。
基本的にはONになっているのですが、確認はしておいた方がいいでしょう。
もしもエンタメフリー・オプションを使いすぎて通信速度制限になってしまった場合は、通信容量(データ量)の消費はありますが、スイッチをOFFにすることで動画、音楽コンテンツを快適に見ることができるようになります。
エンタメフリー・オプション 公式アプリインストール方法と利用方法
エンタメフリー・オプションは公式のアプリを使います。YouTubeならYouTube、Abema TVならAbema TV、Apple MusicならApple MusicのアプリをApp Storeからダウンロードして使います。アプリをインストールして使うだけでエンタメフリー・オプションに対する設定はありません。自動的にBIGLOBE側で感知して通信量をエンタメフリー・オプションで差し引いてくれます。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは最高の娯楽格安SIM まとめ
エンタメフリー・オプションを契約するとプラン自体で契約しておかないといけない通信容量(データ量)は劇的に減りました。今は3GB程度で十分です。エンタメフリー・オプションでAmazonプライムビデオやTVerも対象アプリになってくれるとありがたいのですが、要望を出しているもののまだ実現はされていません。しかし、今後もエンタメフリー・オプション対象アプリは拡大していくそうなので、もっと利用の幅が増えるかもしれません。
今後、格安SIMはカウントフリーの時代に入っていくように思われます。ドコモ、au、ソフトバンクとは一味違ったサービスを展開して多くの人が使い放題を当たり前に感じるようになるでしょう。
2017年10月からはDMMモバイルも「SNSフリー」というカウントフリーを導入しました。
また、楽天モバイルではFREETELを買収しました。FREETELにはカウントフリーサービスがあります。つまり実質的に楽天モバイルにもカウントフリーサービスが増えることになったと言えます。まだ楽天モバイル自体の契約でカウントフリーが使えるようになるわけではありませんが、今後楽天モバイルもカウントフリーを導入する可能性があります。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションだけが現在動画コンテンツをカウントフリーにしているわけですが、今後対抗する格安SIMに同じようなサービスが増える可能性もあります。
SNS、動画、音楽が使い放題にできるサービスは格安SIMにしかありません。まだカウントフリー元年ですからもう一歩というところもありますが、普通に契約するより、LINEモバイルやBIGLOBEモバイルのようなカウントフリーが使えるサービスを選ぶことはiPhone、iPadを賢く、楽しく使うための必須アイテムになります。
- BIGLOBEモバイル:エンタメフリー機能に関わる説明
- 公式サイト:BIGLOBE SIM