iPhoneで使えるb-mobileが上限データ量解放でさらに便利になった
- 公開日:2017/12/01
- 更新日:2018/08/04
ソフトバンクのiPhoneで使えるb-mobileのb-mobile S スマホ電話SIMとb-mobile S 990ジャストフィットSIMのサービス内容が変更され、よりユーザーに優しく力強い味方になりました。変更された内容は上限データ量解放と上限値任意設定機能です。今回新しく変更された内容を詳しく見ていきます。
この記事は約 分で読めます。(文字)
今回実装された機能は上限設定!
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック状態のままでも使えるb-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMに上限データ量解放と、そして上限値任意設定ができるようになりました。
新機能1:上限データ量解放
今までのb-mobile S スマホ電話SIMは上限データ通信量5GB、b-mobile S 990ジャストフィットSIM上限データ通信量10GBとしてサービスされていました。
今後はb-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMどちらも15GBを上限とする設定となりました。
- b-mobile S スマホ電話SIM 上限データ通信量:5GB → 15GB
- b-mobile S 990ジャストフィットSIM 上限データ通信量:10GB → 15GB
b-mobile S 990ジャストフィットSIM料金
b-mobile S 990ジャストフィットSIMの変更後の料金です。
通信量 | 月額料金 音声通話機能付きSIM SMS付き |
通信速度 |
---|---|---|
1GB | 990円 | 下り最大350Mbps/上り最大50Mbps |
2GB | 1,490円 | |
3GB | 1,990円 | |
4GB | 2,490円 | |
5GB | 2,990円 | |
6GB | 3,490円 | |
7GB | 3,990円 | |
8GB | 4,490円 | |
9GB | 4,990円 | |
10GB | 5,490円 | |
11GB | 5,840円 | |
12GB | 6,190円 | |
13GB | 6,540円 | |
14GB | 6,890円 | |
15GB | 7,240円 |
b-mobile S スマホ電話SIM料金
b-mobile S スマホ電話SIMの料金表です。b-mobileのホームページではもっと高い金額で表示されていますが、それは5分かけ放題の料金を含めた金額です。5分かけ放題は月額500円で実は使う使わないは申し込みで選択できるようになっています。
そのため、5分かけ放題を使わない普通の料金表を掲載しています。
プラン名 | 通信容量/月 | 月額料金 音声通話機能付きSIM SMS付き | 月額料金 データ通信専用SIM SMS付き | 月額料金 データ通信専用SIM SMSなし | 通信速度 |
---|---|---|---|---|---|
b-mobile S スマホ電話SIM | 〜1GB | 1,950円 | - | - | 下り最大350Mbps |
上り最大50Mbps | |||||
〜2GB | 2,300円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜3GB | 2,650円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜4GB | 3,100円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜5GB | 3,350円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜6GB | 3,700円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜7GB | 4,050円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜8GB | 4,400円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜9GB | 4,750円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜10GB | 5,100円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜11GB | 5,450円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜12GB | 5,800円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜13GB | 6,150円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜14GB | 6,500円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps | |||||
〜15GB | 6,850円 | - | - | 下り最大350Mbps |
|
上り最大50Mbps |
新機能2:上限値任意設定
b-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMは上限値を解放しました。それとともに利用できるようにした機能が上限値任意設定です。
どちらのプランも使えば使うほどに料金が上がっていく従量制のプランです。そのため、うっかりしていると15GBまで使ってしまうこともあります。それを防ぐために5〜15GBの間で1GBづつ上限値を設定できるようにしています。
設定はMyページから変更できるようになっています。
自分で最低データ容量を設定できるが3,000円くらいは覚悟
b-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMは上限値の設定はできるようになりましたが、最低値は5GBになっています。できれば1GBからの設定ができる方が節約に繋がるのですが、そこはサービスと収益性の関係があるのでしょう。
もしも、5GBまで使った場合は3,000円くらいにはなります。スマホ電話SIMの方だと税込3,618円ですね。格安SIMとはいえ少し高い料金ですが、5GBまで使う人はこのくらいの金額は覚悟しておきましょう。
ソフトバンクをそのまま使っていたら5,000円くらいは絶対に必要になるので、それに比べたら安いものです。
スマホ電話SIMとジャストフィットSIMの違いって何?
b-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMはどちらもソフトバンクのiPhoneをSIMロックされた状態で使うことができる格安SIMです。格安SIMの中でも唯一といえる格安SIMです。
しかし、この2つのプランはほとんど同じプランです。何が違うのでしょうか?
大きな差は違約金
b-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIM2つの大きな違いは最低利用期間、違約金です。
b-mobile S スマホ電話SIMは最低利用期間の設定はなくいつ解約しても違約金の請求はありません。一方b-mobile S 990ジャストフィットSIMは5ヶ月の最低利用期間が設けられ、違約金は8,000円です。
違約金に関してだけはb-mobile S スマホ電話SIMの方がいいのです。
月額料金の面ではb-mobile S 990ジャストフィットSIM
しかし、b-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMを比べるとやはり一番に目につくのは月額料金の差です。
ほとんど同じサービスなのに料金は1,000円くらい差がありb-mobile S 990ジャストフィットSIMの方がやすくなります。ただ、8GBあたりから料金が逆転してb-mobile S スマホ電話SIMの方が安くなります。
上限値が解放されたことにより、どれくらいコンスタントにデータ通信量を使うのかで選ぶプランが変わります。
賢い使い方はスマホ電話SIM → ジャストフィットSIMの流れ
b-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMどちらを使うべきかは悩むところです。 この2つのプランを一番有効活用する方法を考えた結果、下記のような使い方を考えつきました。
この2つのプランはサービス的にはどちらも同じです。使える電波も通信速度にも変わりはありません。
なので大きな違いである料金、最低利用期間、違約金から考えると、初めにb-mobile S スマホ電話SIMで持っているiPhoneが使えるのかどうかを新規契約でしっかり確認し、使えることが確信できたら解約。そしてb-mobile S 990ジャストフィットSIMにMNP契約をするという流れが理想的なのかなと思いました。
もちろん使うデータ量が多いのであればb-mobile S スマホ電話SIMをメインに考え、一度新規でb-mobile S スマホ電話SIMを契約し、確認したら解約。そして改めてMNPでb-mobile S スマホ電話SIMを契約するといいでしょう。
なぜわざわざb-mobile S スマホ電話SIMを一度テストするのかというと、やはり格安SIMに変更して確実に使えるのか、不安で不安で仕方がないという人が多いからです。確実に使えるかどうかテストできるまでMNPをするのはギャンブルだと考える人が多いため、こうしたテストを挟むようにしましょうということです。
テストにb-mobile S スマホ電話SIMを挟むと事務手数料分は無駄が発生しますが、違約金を払うよりは全然安いです。もしも、いきなりb-mobile S 990ジャストフィットSIMにMNPして使えなかったりしたらMNP手数料、事務手数料、解約金、そして別の契約に変更するためのMNP手数料がかかるので15,000円くらいの大損が発生します。そのためにもb-mobile S スマホ電話SIMでのテストは挟んでおきましょう。
まとめ:ソフトバンクのiPhoneで使えるb-mobileの格安SIMがとっても便利になった
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック状態でも使えるb-mobile S スマホ電話SIM、b-mobile S 990ジャストフィットSIMは上限データ量の解放と上限値任意設定の追加で便利になりました。
ソフトバンクのiPhoneを格安SIMで使いたいという人にとっては安価でテストもできる仕様です。ソフトバンクユーザーの人はb-mobile Sでしっかり節約しましょう。